滑川町で一番高い場所「二ノ宮山展望台」
滑川町ホームページによると二ノ宮山の標高は131.8mで、滑川町でもっとも高い場所に展望塔があるんだそうです。
同じ比企郡のときがわ町に比べると、「山」というよりは「丘」なんですね。
「武蔵丘陵」とはよくいったもので、谷津田米がつくられる独特の地形である「谷津(やつ)」もそのようなところから形作られています。
二ノ宮山のことを知ったのは、滑川町役場様からときがわ社中にご発注いただいた「和泉三門館跡(いずみみかどやかたあと)」PRチラシ作成業務がきっかけでした。
こちらは来年1月からスタートするNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」をきっかけに、滑川町をPRしようというもの。
その中で写真スポットとして取り上げたのが「二ノ宮山展望台」でした。
天気が良い日にはなんと東京スカイツリーまで拝めるそうです。
それはぜひ見てみたいと思い、天気の良い日を狙っていました。
ちょうどときがわ社中で請け負っていた制作物の納品日がすばらしく晴れた日でしたので、展望塔に登ってみることにしました。
絶景グルグル
伊古の里にある農家レストランの駐車場に車を停め、坂道を登っていきます。
標高131.8mと聞いていたのでたいしたことはないと思っていたのですが、どうしてどうして頂上までの道のりはなんとすべて登り坂。
普通の山のように平坦な区間がほぼないに等しく、しかもだんだんと傾斜が厳しくなっていきます。
それが500m以上続くので、標高は低くても運動不足の体にはなかなかこたえました(汗)。
そしていよいよ展望塔が間近に迫ってゴールが見えてきたと思ったら、そこには一直線の急階段・・・。
これもなかなかですね。
ハアハアいいながらやっとこさ頂上に着きました。
木々の間から既に絶景が見渡せます。
展望塔の上から見たらさぞかし景色がいいだろうなあと思いつつ、展望塔の方へ。
あれ?
そういえば展望塔の上から景色を見るにはこれを登らないといけないわけで。
塔にはエレベーターなんてシャレたものはなく、このどこまでも続くような螺旋階段を上らないといけないわけで。
階段を上らないと展望デッキにはいけないわけで・・・。
ということで螺旋階段を上り始めました。
ハアハアハアハア・・・。
登頂!
するとそこには・・・
もう言葉はいりません。
まさに絶景でした!
さえぎるものなんてありません。
当たり前ですが、周りを見渡し放題!
写真を撮りながら何度も何度もグルグルしてしまいました。
飽きることがありません。
東京スカイツリーを識別できたのかは謎ですが、とにかく絶景で、滑川町特有の谷津の地形も確認できましたし、ときがわ方面の山並みや日光の山々まで見渡せました。
お一人の方とは途中ですれ違いましたが、ほかに人気はなく独り占め状態でした。
大変贅沢な景色です。
今の時期だとさすがに寒いですが、春や夏の温かい季節は気持ちが良いでしょうね!
ここから滑川町の四季を感じるのもおもしろそうだと感じました。