2022年9月2日(金)9:00~11時、筑波大学附属坂戸高校さんの「農業研究」の授業において、「ときがわ町での資源と産業の循環づくり」と題してお話させていただきました。
いよいよ半年間かけて実施される研究が今日からスタート!
ときがわ町にある養老牧場、ときがわホースケアガーデンさんの馬ふん堆肥を題材に取り上げてもらえることになりました。
この日は全体のガイダンス。
(2年生の選択授業ということで、金曜日と水曜日の2クラスがあるそうで、9月7日にまた行って話してきます)
こちらのクラスは人数が少なく、この日は4人。
ときがわ町に行ったことがあるという生徒さんはおらず、ときがわ町やホースケアガーデンさんのことも知らないそうです。
少しくらいは知っている人もいるのではないかと思いましたが、これは意外でした。
もちろん坂戸市外からも通っている生徒さんも多いとは思いますが、近くの地域でも意外に知らないものなのかもしれませんね。
盲点でした。
私がお話ししたのは主に以下の5点です。
・ときがわ町の概要
・ときがわ町の農家・農業(若い、個性的、直接のお客様がいる)
・ときがわ町の森林
・ときがわホースケアガーデン
・馬ふん堆肥
少人数クラスだったこともあり、しっかり聞いてくれたのが嬉しかったです。
時間に余裕があったので、もう少し対話を入れても良かったと反省。
感想で、今回の題材である馬ふん堆肥のことだけでなく、各生徒さん自身が課題として取り組んでいるテーマにも引きつけられないかという発想も出たのが印象的でした。
これからが楽しみです!
引退馬研究をしているY先輩のお話
この日は私の他にも、昨年の筑波大学附属坂戸高校の卒業生で、卒業研究で引退馬を研究し、大学でもアニマルウェルフェアを学ぼうとしているYさんのお話もありました。
ホースケアガーデンさんにも行かれたことがあるそうで、競走馬の飼育頭数は管理されているのに、引退した後の統計がないことや、海外に比べて国内の法律・制度は人間や馬を使った事業を行う側に主眼が置かれており、動物が中心ではないことなどを指摘していました。
この視点はホースケアガーデンさんにも通じるものがあり、すごく興味深かったです。
今後も馬ふん堆肥研究に関わっていただけるようですので、またお話を伺うのが楽しみですね!
ご対応いただいたS先生、U先生、ありがとうございました!
次回は9月7日(水)。
水曜日クラスの生徒さんたちにお話してきます。