2022年11月24日(木)、東京にある2つのセレクトショップ、アナザージャパン(千代田区)とコトモノミチ(墨田区)を訪問しました。

2つとも以前から気になっていた場所で、ずっと行ってみたいと思っていました。

コトモノミチで11月末まで、企画展「町工場のHENRIN」を開催しているということを知り、これを機にいってみました。
両方いけてよかった!

訪問レポートを公開します。

後編のコトモノミチ訪問レポートはこちら

大学生が運営する地域産品セレクトショップ「アナザージャパン」

まずは千代田区にあるアナザージャパンへ。

こちらは2022年8月にオープンしたばかりのお店で、三菱地所さんと中川政七商店さんがコラボしてして立ち上げたそうです。
運営に携わるのは現大学生の方々で、学生募集にあたってはTURNSさんも関わっているんですね。

コンセプトは「新しい発見と懐かしさを届け、もうひとつの日本をつくる」

47都道府県を6つのエリアに分け、それぞれ3名ずつの大学生が地域産品の掘り起こしや交渉、プロデュースを担当されているんだそうです。

訪問したのは開店直後だったので、運送業者さんが商品の搬入をされていましたが、お客さんは少なかったのでスタッフの方にアレコレ聞いてきました。
お忙しいところありがとうございます!
(お名前を聞かなかったので、仮にSさんとします。)

Sさんのお話

●運営
・スタッフはすべて大学生
・任期は1年。今が1期で、2期を募集中。
・インターンシップとして
・1エリア2か月ごとに店内を入れ替え(今は北海道・東北)
・既存商品がメイン

●役割
・自分の出身地エリアを担当
・商品の掘り起こし、事業者との交渉なども自分たちで

●商品の目利き
・お店のコンセプトに基づき、ストーリー性のある事業者、商品をセレクト

●応募の動機
・地元のことを発信したい
・経営について学びたい

●やってみて
・地元の方々とつながれる
・地元以外の方ともつながりができる
・メンバーとのつながりができる(卒業後も)
・地元自治体の職員さんも訪問してくれる

●進路
・いったんは東京で就職することになると思う
・将来的には地元で仕事もしてみたい

地元を出ると、意識しないと地元を忘れがちですので、東京にいながらでも地元とのつながりができる、地元のために働く場や機会があるというのがいいですね。

一方で、地域の事業者にとっては、首都圏とのパイプができるのは大きいと感じます。
アナザージャパンのスタッフさんを通じて、首都圏の消費者との接点ができ、フィードバックを得ることもできます。

普段は地元のお店にしか卸していない事業者でも、地元出身のスタッフさんが交渉すると特別に商品を出してくれることもあるそうです。

お互いにとってWIN-WINな関係づくりにつながりそうです。

すごく勉強になりました。

Sさん、ありがとうございました!

購入したものたち

Sさんのオススメがうまいので、それに後押しもあって、気になっていたものを購入しました。
食べ物ばっかりになってしまいましたー笑

左上 サバパテ(青森県八戸市 Bar Saude)
左下 のりドレ(宮城県七ヶ浜町 合同会社fluir)
右 秋田杉の燻製酒粕ミックスナッツ(秋田県能代市 wana no bag)

(後編のコトモノミチ訪問レポートに続きます)