こんにちは。
まなびしごとLABの風間です。
2023年2月21日(火)8:20~16:30、都幾川中学校にてICT支援を行いました。
この日は以下のような先生方からの個別相談の対応や授業のサポートを行いました。
・テキストマイニングの使い方
・ChatGPTについて
・Excelの活用
・フォルダのつくり方
・都幾川中学校ホームページの改善
・自動採点ツール
・大型モニターとの接続
・校内の通信環境の把握
・体育における学習カードについて
・実行委員会での活用方法について
テキストマイ二ング、ChatGPT、Excel、フォルダのつくり方・・・
内容が多岐にわたりますが、すべてN校長先生からのご相談でした笑
同校は校長先生がまず先頭を切って、いろんなものに興味を持ち、どんどんご相談をいただきます。
そのおかげで私ももっと勉強しなきゃという気持ちになりますし、タブレットの活用にこだわらずにICT支援員を活用していただくきっかけづくりにもなっていると思います。
この日、投げかけられたのは以下のようなお題。
・テキストマイニングについて
・ChatGPTについて
・Excelについて
・フォルダのつくり方について
・都幾川中学校ホームページの改善について
・自動採点ツールについて
毎回、いろんな投げかけがあるので、こちらも必死です笑
テキストマイニングのツールとしては、いつも使っているユーザーローカルさんのものをご紹介しました。
最近、話題になっているChatGPTも、気になっていたのですが、これを機にやってみると思いのほか簡単。
問題はこれをどう使うかですね。
先生方が使うというよりも、生徒さんたちが作文などで利用することもあることを前提に考えた方がいいのではないかという問題提起ということもあるそうです。
安易に使用を禁止にするのではなく、AIが導き出した「答え」に対して、自分はどう考えるのかという個人の考えや意見を表現することがより重要なのではないかと感じました。
その他、多岐にわたるため一度にすべてを拾うことはできませんが、何かが変わるきっかけになるといいなと思います。
大型モニターとの接続
よく先生方からお聞きする困りごととして、「Chromebookを外部の大型モニターと接続したとき、タブレットを開けたままだとモニターに表示されず、閉じると表示される。このためモニターに表示させたままタブレットを操作できない」というものがあります。
これは外部モニターが、ミラーリングモードではなく、拡張モードになっているためと思われます。
「ctrl+全画面キー」でモードを切り替えすることが可能です。
ミラーリングモードにすることで、タブレットと同じ画面を外部モニターに投影しながら、作業をすることが可能です。
こうしたちょっとしたネタは、知っていればすぐ困りごとを解決できるので、しっかり先生方と共有していきたいですね。
校内の通信環境の把握について
授業の合間を利用して、校庭と体育館を中心に校内の通信環境の把握を行いました。
さすがに校庭の最深部は電波が弱かったですが、なんとかインターネットに接続可能であることが確認できました。
体育館に関してはすでにwifi済みとのことで、まったく問題はないようです。
教室内に限らず、学校の敷地内であればどこでもインターネットに接続可能なようですので、今後の活用方法も広がっていくのではないかと思います。
体育における学習カード、実行委員会での活用方法について
こちらは放課後に先生たちからの個別相談に対応する中でお聞きした内容です。
体育における学習カードでは、紙の即時性、拡張性、一覧性と比較したとき、やはり紙に軍配が上がるのではないかという話になりました。
反面、それを記録として残すときや整理するときなどはデジタルが有効ではないかと思います。
また、Classroomの活用法として、体育の授業でのグループ活動や学校行事の実行委員会でのコミュニケーション、情報共有ツールとしても使っているそうです。
これはすばらしい取り組みです!
単に授業を効率化するというよりは、生徒の自主性、創造性なども発揮する機会となり、テストの点数などの数字に表れない能力が育まれるのではないかと感じました。
プロジェクト学習といってもいい活用方法だと思います。
今後はバスケットボールなどで使われている作戦ボードとしても使ってみたいとのことでした。
この取り組みについては、各小中学校でもぜひシェアさせていただきたいと思います。
おまけ 給食
この日は、翌日が県立高校の筆記試験日ということで、受験生応援メニューだそうです。
・カツオカツ(「勝つ」が重なって縁起がいいですね)
・レンコン(見通しがいい)
・納豆(粘り強い)
どれもおいしかったです!
ごちそうさまでした!
まとめと今後に向けて
テキストマイニング、ChatGPTに始まり、Classroomの新たな活用方法など、気づきが盛りだくさんの一日でした。
1校だけの取組に終わるのではなく、他校とシェアしたり、現場で得られた意見や困りごとを、教育委員会にもお伝えしたりすることで、町全体のICT活用力の底上げにつながります。
ここがまさにICT支援員の重要な役割だと考えています。
年度末にかけてICT支援にお邪魔する機会が多くなりそうですので、引き続きがんばっていきたいと思います。
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