こんにちは!
まなびしごとLABの風間です。
2023年3月13日(金)8:20~16:10、ときがわ町立都幾川中学校にてICT支援を行いました。
卒業式間近ということもあり、この日は特に授業などでの出番はありませんでした。
3年生の卒業式の予行練習を見学したり、校長先生の個別相談対応を行いました。
卒業式予行演習の見学
卒業式を2日後に控え、体育館で予行練習が行われました。
教頭先生から、「各校で卒業式のやり方もいろいろ。見てもらえるとおもしろいかもしれない」とお声かけいただいたので見学させていただきました。
私も二十数年前に卒業式を経験しましたが、正直かなりうろ覚えです。
自分が経験する中学校の卒業式は人生で1回きりですが、確かに学校にいると毎年、必ず卒業式はありますよね。
自分のときはどうだったか分かりませんが、都幾川中学校の生徒さんたちは皆さん動作がピシッとしていて姿勢がいいです。
練習とはいえ張りが感じられました。
卒業式前に訪問するのは最後ですので、次回来るときには3年生はもういないということになります。
ときがわ町には高校がないので、皆さんはそれぞれ町外の高校に通うことになるはずです。
そう考えると寂しいような気もしますが、これからのご活躍をお祈りしたいと思います!
少し早いですが、ご卒業おめでとうございます!
ときがわ町の卒業証書
職員室には卒業証書の紙が置いてありました。
和紙です。
すでに名前を記入したものはできているのではないかと思いますが、ときがわ町では町内の伝統工芸士である手漉き和紙たにのさんと連携して、自分で漉いた和紙を卒業証書に使っています。
そのため、おそらく今年の卒業生の皆さんも、自分で漉いた和紙の卒業証書をもらうことになるはず。
一般的な紙を使うよりも、はるかに手間暇とコストもかかるかもしれませんが、ときがわ町で自分自身で漉いた紙を使った卒業証書は世界でたった一枚しかありません。
まさにプライスレスで、ときがわ町で生まれ育った人間であるという根っこになるものだと思います。
すばらしい取り組みです!
校長先生と今後の話
建築士・羽深さんからの寄贈
町内に別宅を構えている建築士の羽深さんから小中学校寄贈用に預かっていた本を、遅まきながら校長先生にお渡ししました。
校長先生、大喜びでした。
さっそく御礼の連絡をするとともに、訪問のアポを取り付けていました(さすがの行動力です)
羽深さんも大歓迎で、「ぜひ子どもたちにも来てもらいたい」とラブコールもあったようです。
来週、校長先生が訪問する際に私も同行することになりました。
どんなお話になるか楽しみです。
ChatGPT
巷で話題になっているChatGPTを校長先生が使ってみたいというので、一緒にやってみました。
私はこれまでに何度か試したことがありましたが、この日は会話をつなげることも試してみました。
「風間崇志の強みは」
「PBLを学ぶための本」
「埼玉県比企郡の強みは」
「地域の人事部に必要な機能は」
分かったのは、
・質問はより具体的な方がいいということ。
・中には真偽がかなり怪しい(というか明らかに間違っている)情報も含まれるため、これを鵜呑みにすると危険だということ。
・最大公約数的な回答が多いため、そのままでは個性がないこと。
・そのため、ここにいかに自分の考えや疑問を持つかが大切なこと。
です。
うまく使えば調べ物がグッと楽になると思いますが、使い方を間違えると大変な見当違いも起こりえます。
あくまで道具なので使い方しだいということでしょうね。
まとめ
ICT支援とは直接は関係ありませんが、ChatGPTを使っていて教育は今後どうあるべきかを考えさせられました。
こうしたツールが出てきたことで、それが使われることを前提にしてどう対応するかといったことを考えていく必要があるからです。
今はまだお遊び程度の感覚ですが、一般的になったときどういうことが起こりうるのか・・・。
すでにいろんなサービスが登場していると聞きます。
先日参加した「学習する地域」に関する特別講座でも学びましたが、いろんな意味で、学び続ける力が今後ますます重要になると思いました。
子どもにとっても、大人にとっても。
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