こんにちは!
まなびしごとLABの風間です。
2023年11月24日(金)午後、キタサカ探究部として北坂戸団地周辺のフィールドワークを行いました。
前回に続き、まち歩記シリーズ第2弾です。
北坂戸団地については、駅前の商店街のある一角以外のことはあまりよく知らないので、しばらくは団地の中にどのようなものがあるのかを見て回ることにしました。
団地というと、「そこに住んでいる人たちのための場所」というのが一般的なイメージです。
たぶんそのとおりだと思うのですが、関係者の方々に聞いてみると意外と「外の人にも来てもらいたい」という声を多く耳にします。
特に何かのイベントのときなどはそうですね。
ただ、あまりよく知らない場所、特に「そこに住んでいる人たちのための場所」と思っているところにイベントの時だけ行こうとするかというと怪しいところです・・・。
なので、まず団地のことを知ってもらうところから始めるのがいいのではないかと個人的には思っています。
それにはまず自分が知らなくては。
団地にお住いの方々にとっては、見慣れない人がウロウロするのはいかにも怪しいかもしれませんが、悪意はありませんので。
第2回 北坂戸団地12街区周辺
ということで(強引に)、今回は溝端公園の道路向かいに位置する12街区を巡ってみました。
こうして改めて団地の中を歩いてみると、小さな公園や広場が建物の間の各通路にあることに気づきます。
遊具があったり、かつてはプールとして使っていたと思われる場所だったり、シンボルツリー的な大木があったり、ちょっと手を加えればバスケの3on3やフットサルができそうなプレイパーク的な広場があったり。
案内板を見ると、ちゃんとそのことが明記されているんですね。
今はほとんど使っていなそうだけど、使い方によってはおもしろいことができそうです。
中学生と思われる子どもたちが自転車で通りかかり、「懐かしい!まだあるんだー」と言っていました。
以前に住んでいたのか、遊びに来たことがあるのでしょうか。
ほっこりしました。
いずれも規模的には小さくて、イベントをやるには制約がありそうですが、各棟の間を使って分散すればかえっておもしろい雰囲気になるかもしれません。
季節柄、どんどん寒くなっていく時期なので難しいところもあるかもしれませんが、暖かい季節であれば赤ちゃん連れの方々がのんびりできるミニパークということで情報発信するのもいいかもしれません。
何より木々が多くて、今の時期は紅葉も鮮やかで季節を感じられるので、のんびりする時間を楽しむには手ごろな場所だと思いました。
とにかく今はこうした場所の情報が皆無です。
もちろん住んでいる人はある程度知っているのかもしれませんが、全部は知らないんじゃないでしょうか。
しかも近くには溝端公園という大きめの公園もあります。
「どうしたら北坂戸団地に賑わいを生むことができるか」→「どうしたら北坂戸団地を人が集まる場所にできるか」と考えたとき、団地全体を「大きな広場」を見立てるというのは良いコンセプトのように思えます。
あとは人を集める上で重要なのはやっぱりそこに商売をやっているお店があること。
どういうお店があったらこの地域がもっとよくなるか。
このような視点でまち歩記をしばらく続けながら考えてみたいと思います。
キタサカ探究部とは
2023年7月18日から活動を開始した、(今はまだ)極めて個人的な探究活動です。
(そのうちいろんな方と一緒に活動したいという野望もあります)
私が住んでいる北坂戸駅周辺には空き店舗が非常に多く、年々にぎわいが減少していくことに寂しさと一抹の不安を感じていました。
せっかくなら自分が住んでいる地域は元気な方がよい、ということで、まずは一人で動いています。
幸い、昨年あたりから北坂戸周辺で活動している組織・団体・個人の方々とのネットワークが急に広がりましたので、このあたり一帯に変化の兆しのようなものを感じるようになっていたということもあります。
まだ何ができるかは分かりませんが、地道に活動していきたいと思います。
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