玉川中学校でのICT研修を実施しました。そしてトラブル発生!
10月から始まった、ときがわ町の小中学校の教員向けICT研修。
今回は玉川中学校での研修。
引き続きラーンネクストの栗原直道さんとともに。
初となる中学校。
なんとなく小学校とはちょっと違った緊張感があります。
校長先生や教頭先生をはじめ、16名の先生方に参加していただきました。
講師の自己紹介をすませ、「とにかくZoomはどんどん使って慣れましょう!」ということで、さっそくZoomを起動しようとしたところ・・・
ん?
起動しない。
何度やってもエラーメッセージが表示されてしまいます。
焦る私。
詳しい先生に聞くと、どうもコンピュータ室の親機以外の端末には、外部のインターネット接続にフィルターがかかっているので、それが原因ではないかとのこと。
私が手元で操作していた親機では、問題なく接続できていたのでそれは想定外!
そこで栗原さんが機転を利かせて、Zoomの中でやるはずだった個人ワークとグループ共有を先にやってもらうことにしました。
その間に、この後の研修の流れを教頭先生に相談することに。
すると玉川中学校では、職員室にある先生方のパソコンへのZoomのインストールを進めていたとのことで、何台かはすぐにZoomを利用することが可能とのことでした。
そこで、急遽、コンピュータ室から職員に大移動。
すぐにZoomミーティングのURLを配り、やや密になりながらも2~5人一組でZoomに参加してもらいました。
初めてZoomを使う先生方が多く、自分の顔が画面に映っただけでも「おー!」
やっとこの反応を見ることができました笑
思わぬトラブルで操作する時間が少なくなってしまいましたが、限られた時間の中で、チャットやブレークアウトセッションといった基本的な操作を試していただくことができました。
まずは使ってみるという最低限の目標は達成できたので良かったです。
(栗原さん、多謝!)
玉川中学校の皆さん、ありがとうございました!
(トラブルで職員室に場所を移したため、さすがに写真撮影は憚られました。代わりに異常なほどきれいだった月を、坂戸市の橋の上から激写)
Zoomは「聞く力」が鍛えられる
開始前に教頭先生と雑談。
Zoomでは、話し手は聞いている人の反応が分かりづらいので、聞き手の態度が非常に重要で、普段の1.5倍くらいのリアクションで丁度いいという話をしました。
すると、「そういうやりとりは小学校の先生の方がうまい」と教頭先生。
中学生ともなると、やはり小学校のように無邪気に、とはなかなかいかないよう。
私もZoomを使うようになって、「聞く力」がすごく鍛えられるというのを実感しています。
「ちゃんと聞いているよ」というサインを送ることで、話す側も安心して話すことができます。
話すだけではダメで、聞く人がいて、初めてコミュニケ―ションは成り立つということ。
毎回、研修の中でお話するのですが、ICTは情報通信技術(Information and Communication Technology)ですので、コミュニケーションツールにすぎません。
コミュニケーションの中で何をしていくのかが重要です。
改めてそのことをお伝えしました。
(それがリアルでも活かされるようになっているのですが、妻相手だとなかなかうまくいかず、そのことを妻にはいつも叱られています・・・)
Zoomにトラブルはつきもの
栗原さんが研修の終わり際に話した言葉が印象的です。
「Zoomにはトラブルがつきもの。このようなトラブルはあるものと想定してください。トラブルがあったとき、それをどうやって解決したらいいかという心構えが必要」
まさにそのとおりだと思います。
先輩起業家はさすがでした。
私にとっても大きな学びになった出来事でした。