毛呂山町フィールドワーク

まなびしごとLABの風間です。
こんにちはー!

2024年11月10日(日)、娘氏のバレーボール大会が毛呂山町の小学校で開催されたので、応援がてら毛呂山町フィールドワークにいってきました。

今回訪れたのは以下の場所です。

  • 毛呂山町立歴史民俗資料館
  • 出雲伊波比(いずもいわい)神社
  • はとふら(ランチ)

以下、気づきや感想とともに当日の様子をまとメモしたものを共有します。

毛呂山町立歴史民俗資料館

最初に訪れたのは毛呂山町立歴史民俗資料館

規模としては大きくはありませんが、県内で唯一毎年開催されているという流鏑馬(やぶさめ)に関する展示が充実するなど、なかなか見ごたえがありました。

地元の中学生が展示解説を作成したり、地域研究の題材として扱うということも行われているようです。

また、ここで素敵な出会いもありました。

たまたま資料館に来ていた方が、地域の自家製の醤油づくりを受け継いでいる方で、毎年、資料館で醤油の仕込みを行っているとのことでした。

通りがかりでお声かけいただき、醤油づくりの様子(もろみ)を見せていただくことができました。
醤油づくりには興味があるので嬉しいー!!

倉庫の扉を開け、樽のフタをとると、もろみのいい香りがしました。

樽はこのあたりで昔、醤油づくりをしていた家から譲り受けたものだそうで、土着のものと思われるコウジカビが樽の表面に付着しているのがわかります。

醤油は日本の食文化には欠かせない調味料ですが、その昔、醤油は高価だったため農村では自家製みその上澄みを「溜まり醤油」として使っていたそうです。

毛呂山出身の吉野川周作という人物が、大正時代に千葉県の野田醤油株式会社(現キッコーマン株式会社)で学んだ後、毛呂山町で「毛呂醤油醸造研究所」を設立して自家製の醤油製法を開発し、地域の農家に伝えたといいます。

そのため、この地域では自家製の醤油を通称「吉野川醤油」と称して、醤油づくりを行っていたそうです。(以上、毛呂山町立歴史民俗資料館「毛呂山の醤油づくり」を参照)

作り方は、春先に醤油を仕込み、農閑期に絞るというやり方ということで、通常の一般的な醤油のつくり方よりも醸造期間が短いようです。
販売用ではなく、自家消費用として作っているため、そうしたやり方をとっているのかもしれません。

こんな醤油のつくり方が伝えられているとは知りませんでしたので、感動的な出会いでした。

教えてくれた方は醤油づくりサークルの一員だそうで、現在は10人ほどで活動しているそうです。

話が弾み、ちょうど来月に醤油絞りを行うということで、醤油絞りに参加させていただくことになりました。

こういう地域での貴重な出会いは大切にしたいですね。

出雲伊波比(いずもいわい)神社

歴史民俗資料館で流鏑馬の展示を見たこともあり、出雲伊波比(いずもいわい)神社にも足を延ばしてみました。

小高い丘のような場所にあり、砂利道を登って境内に向かいます。

落ち着いた雰囲気のきれいな神社でした。

ふと横を見ると、流鏑馬のときに馬が走るための道がありました。

地面がデコボコしていて、息子氏と「これが馬の足跡じゃない?」と話していました。

資料館の映像で流鏑馬の様子を見たので、実際に見てみたくなりました。

流鏑馬は11月と3月にも流鏑馬が行われているようなので、3月に行ってみようかと家族と話しています。

はとふら

ランチははとふらさん。

ドアを開けると、ハーブのいい匂いが店内に充満していました。

地元の農家さんの野菜や自家製パン、ハーブティーなども販売されています。

今月の旅ランチは「スウェーデン」だそうで、スウェーデンのミートボール(チェットブラー)とグラタン(ヤンソンズセレステルセ)のプレートを1つずつ注文しました。

パンを焼き直したものとハーブティーがセットでついているようです。

パンはハーブソルトを加えたオリーブオイルにすごく合います。

ミートボールとグラタンも派手さはありませんが、しみじみと優しい味でおいしかったです。

ハーブティーに力を入れているらしく、10以上の種類から好きなブレンドを選べました。

私が選んだのは「幸せなまどろみ」。

ハーブの香りに包まれてほっこりした時間を過ごすことができました。

ごちそうさまでした!

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