まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!
2024年11月15日(金)、東坂戸団地で開催された上谷小学校による地域連携イベント「上谷フェスティバル」にいってきました。
当日の様子を差し障りない範囲でまとメモしておきます。
全校生徒が参加する学校行事として開催
関係者の方にお聞きしたところ、「上谷フェスティバル」はなんと全校生徒が参加する学校行事として開催されたとのこと。
上谷小学校は東坂戸団地の隣にあることから、何か地域のためにできることはないかと校長先生の発案から活動がスタートしたそうです。
当日は1年生から6年生までの全児童が、東坂戸団地の中央広場で2学年ずつダンスを披露。
ドラゴン〇ールのキャラクターの衣装もそろえるなど本格的です。
子どもたちのダンスを見ようと、保護者の方をはじめ、多くの大人の方々が中央広場を見守っていました。
終了後は1、2年生が、団地のコミュニティスペース「ふれあいスペース103」で野菜などの販売も行っていました。
こちらもただ野菜を並べるだけでなく、看板やのぼり、商品のパッケージも子どもたちによるお手製のものが用意されていました。
野菜は子どもたちが学校の農園で育てたり、校庭に落ちている銀杏を拾って準備したものだそうです。
パッケージがかわいかったので、私も銀杏を大量購入してしまいました!
これは絶対買ってしまいますよね!
野菜はあっという間に売り切れていました。
ふれあいスペース103の運営をされている自治会の方にお聞きすると、オープンして以来、最高の人だそうです。
子どもがたくさんいることが、地域にとっては一番のにぎわいなのだと感じました。
訪れる理由があれば、人は来るということですね。
こうしたイベントが実現できたのは
・小学校が団地のすぐ隣にあること
・車が来ない安全な場所(中央広場)が確保されていること
・否定せず、一緒につくりあげる人間関係
・関係者との事前連絡、段取りもしっかりとやる
ウルトラCではなく、あるものを使って、できることをやる誠実さや受け入れる寛容性があったからなのではないかと思います。
東坂戸団地は駅からは遠く、けっして恵まれた環境ではありませんが、こんなにすばらしいことを実現することができています。
北坂戸駅が目の前にある北坂戸団地で何もできないわけがありません。
北坂戸団地でできることを、まずは精一杯やろう。
非常に大きな刺激をいただくことができました。
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