まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!

2024年12月26日(木)、中高生を対象としたビジネスプランコンテスト「中高生がやってみた!アントレプレナーシッププログラム成果報告会」にオンラインで参加しました。

主催は、首都圏を中心とした大学(早稲田大学・筑波大学・千葉大学・神奈川県立保健福祉大学・芝浦工業大学)からなる「世界を変える大学発スタートアップを育てるプラットフォーム」(GTIE(Greater Tokyo Innovation Ecosystem))で、東京圏の中高生等へのアントレプレナーシップ教育の裾野拡大を目的としているそうです。

私自身も地域でミニ起業家を育成する比企起業大学の学長兼講師として活動していることや、高校や大学と連携した探究活動やアントレプレナーシップ教育に取り組んでいることもあり、勉強のために参加することにしました。

学んだこと、気づいたことなどを差し障りない範囲でメモとして書き留めておきます。

基調講演(講師:一般社団法人スタートアップエコシステム協会 代表理事 藤本 あゆみ氏)

「アントレプレナー」の意味やその行動原理などを学ぶことができました。
非常におもしろいです!

改めて自分の考えをまとめてみたくなりました。

(まとメモ)
・「アントレプレナー」とは、新しい時代に、アイデアを用いて市場を切り開き、市場や社会で重要な役割を担っている人
・誰かに提示された選択肢を選ぶのではなく、自分で自分の選択肢をつくっていく
・既存の選択肢を知った上で、自分でも選択肢をつくることができる
・BeingとDoing
・Doingは何でもいい
・Beingは変わらないもの
・アントレプレナーシップを身に付けた先の進路は起業家とは限らない
・「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」
・「選択肢」は梯子のようなものではなく、ジャングルジムのようなもの(どこからでも・どこへでも進路変更ができる)

アイデアコンテスト

16チームが出場。

いろいろなビジネスプランが発表されましたが、共通していたのは、「自分がやりたいこと・困っていること」と「社会課題」がうまくマッチしているということでした。

起業である以上は、自分が好きなことややりたいことだけではダメで、「お客さま」がいるということが必要不可欠だと思います。

また、それでどのくらい困っている人がどのくらいいるのかということを数字で示したり、「こういうものです」というプロトタイプ的なものを見せるという見せ方も大事だと思いました。

審査員の方々からのフィードバックの仕方も非常に勉強になる時間でした。

アントレプレナーシップは必ずしも起業家だけに必要なことではありませんが、現在置かれている状況に不平・不満を言うのではなく、「自分でつくる」という姿勢はまさに起業家精神そのものだと思います。

改めてそのマインドの重要性に触れることができました。

地域でやりたいことのある人たちが集まって、学び合いながら実践し、少しずつ地域を変えられるような場をつくれたらいいなと思っています。

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