まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!

2025年1月28日(火)、北坂戸団地にある一室で、第3回「キタサカまちづくり会議」を開催しました。

ちょうど月2回の軽トラ市の日だったので、午前は軽トラ市にも行ってきました。

午後はまちづくり会議。
最近閉店された飲食店が空き店舗になってしまったので、そこをなんとか活用できないかということを中心に話し合いました。

差しさわりない範囲で書き留めておきます。

第3回「キタサカまちづくり会議」

集まった方々から出た主な意見などは以下の通りです。

・一度は閉店してしまったお店を、2025年3月頃を目途に復活する予定(いきなり嬉しいニュースがもたらされました!)
・シェアキッチンを使いたい人もいる
・1日単位ではなく、時間単位も需要がある(仕込みだけで使うなど)
・昼と夜の営業時間帯を使えるといい
・定期的に開催されている団体の集まりお弁当やおやつを購入していることがある。固定客として契約できるといい
・(閉店したお店は)車で来ているお客様が多かった。駐車場はあった方がいい
・家賃、レンタル料がいくらになるかがわからないと声をかけにくい
・やりたい人はいても、実際に借りてくれるかは別
・ただ貸すだけでなく、集客などを一緒にやるなどの努力は必要ではないか
・鳩山町コミュニティ・マルシェのシェアキッチンの取組が参考になる
・ジャンルを固定し過ぎない方がいろんな人が使えていい
・物販スペースもあるといい

短い時間でしたが、非常にいろいろなご意見をいただくことができました。

もちろんすべてのニーズを取り入れるのは難しいかもしれませんが、使いたい人がそれだけ多そうというのは明るいニュースです。

特に、本件には直接の関係はありませんが、一度閉店したお店を再度復活できることになったというのはすばらしいニュースでした!
新しいお店のオープン情報がこの地域にもっともっと増えるといいですね!

まずはこの地域にどういうプレイヤー(候補も含めて)がいるのか、そういう人たちとどうやったらつながることができるのか、そういう人たちがどんなことを考えていて、どんなことをしたいかといったことを少しずつでも把握していく必要がありそうです。

「キタサカまちづくりカレッジ」をつくりたい!

そのために私は今、「キタサカまちづくりカレッジ」をつくりたいと考えています。

先日のブログでも書きましたが、飲食店などの商店の閉店は今回に限ったことではありません。

閉店はいろんな事情があるかと思うのでやむをえないこともあると思うのですが、問題は後から始めようとする人がいないこと。
新たにお店を始める方がいなければ単純に店の数が減り続けるだけになってしまうからです。

つまり新陳代謝がない状態をどうにかしないといけないと考えています。

やめる方がいても、新たに始める方がいれば、それに歯止めをかけられるかもしれません。
また、継業というやり方もあるかと思います。

●キタサカまちづくりカレッジでやりたいこと
・単なる学ぶ場ではなく、実践する場
・仲間づくりの場
・やる気ややりたいことはあるけど、やり方がわからない、一人ではできないという方が一歩を踏み出せるようになる、そのために必要な人的サポートを行う場
・お店をやりたいという方に向けては、実際に空き店舗を活用しながら、店舗運営を学べるようにする
・コンサルではなく、実施するところまでの具体的なサポートを行う

「キタサカまちづくりカレッジ」の取り組みを通して、地域で何かを始める人的リソースをまずは掘り起こすこと、そして増やしていくこと、地域内の循環をつくり出すことを目指したいと考えています。

それは私だけの力ではできませんので、いろいろな方の(必要に応じて坂戸以外の方にも)お力をお借りしながら、「チーム坂戸」として動かしていきたいと思います。

それに向けて、次はやりたいことをシェアする会のようなことをやってみたいと考えています。

開催日が決まりましたらご案内もさせていただきますが、もし興味ある方がいらっしゃいましたら、ぜひ個別でもお声かけください!

これまでの「キタサカまちづくり会議」

【第2回】2025年1月20日 @アロマデザインカフェアンジー
第2回「キタサカまちづくり会議」を開催しました ~キタサカまちづくり部~(2025年1月20日) – まなびしごとLAB

【第1回】2024年10月23日 @東京電機大学にぎわいサロン
第1回「キタサカまちづくり会議」を開催しました!(2024年10月23日) – まなびしごとLAB

キタサカまちづくり部とは

2023年7月18日から「キタサカ探究部」を個人的な探究活動として続けてきました。

私が住んでいる北坂戸駅周辺には空き店舗が非常に多く、年々にぎわいが減少していくことに寂しさと一抹の不安を感じていました。
せっかくなら自分が住んでいる地域は元気な方がよい、ということで、まずは一人で動きはじめましたものです。

幸い、昨年あたりから北坂戸周辺で活動している組織・団体・個人の方々とのネットワークが急に広がりましたので、このあたり一帯に変化の兆しのようなものを感じるようになっていたということもあります。

まちづくりはまずそのまちのことを知ることから始めるというのが持論。
地道に活動してきたことで、坂戸CCCなど新たな取組にもつながり、少しずつ雰囲気が変わってきたという実感を得ています。

並行して「坂戸まちづくり部」という名称も使用していましたが、線引きが難しいので原点に立ち戻り、まずは自分の地元での取組に注力するという意味を込めて、「キタサカまちづくり部」に統一して今後は活動を続けていきたいと思います。

ちなみに「キタサカ」とあるのは、「シモキタ」と似ているので、恐れ多いですがそんなおもしろいまちになっていくといいなーという想いを込めて、北坂戸の愛称として「キタサカ」が定着すればいいなと思っています。

ぜひ「キタサカ」をよろしくお願いいたします!

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