ほぼ月イチ夫婦フィールドワーク
まなびしごとLABの風間です。
こんにちはー!
妻と月1回程度、ほぼ月イチ夫婦フィールドワークを定期的に実施しています。
月1回程度実施しているといいつつ、タイミングが合わずにかなり間が空いてしまいましたが、また無理ない範囲で続けていきたいと思っています。
行きたいとは思っていても一人だとなかなか行くきっかけがつかめないこともあります。
それが二人だと行きやすかったり、決心がついたりするので、お互いに利点があります(と少なくとも私は思っています)。
2024年5月30日(木)、今回は川越市・三芳町に行ってきました。
今回訪れたところ
- 文化創造インキュベーション施設コエトコ(川越市)
- 三芳今昔村(三芳町)
- オイモカフェ(三芳町)
- 多聞院(三芳町)
- 旧島田家住宅(三芳町)
以下、訪問したときのメモと写真を記録していきます。
文化創造インキュベーション施設コエトコ(川越市)
まず向かったのは、川越市の文化創造インキュベーション施設コエトコ。
旧川越織物市場と旧栄養食配給所をリノベーションした施設で、現在はクリエイターさんたちが入居しているそうです。
単なる復元・保存ではなく、意味を継承しつつ、あくまでも活用に重きを置いているのがすばらしいと思いました。
こういうところで定期市を再現して、現代風にお祭りやマーケットやったら楽しそう。
どう地域に開いた場にしていくかが大事ですね。
三芳今昔村(三芳町)
続いて、本を読んで気になっていた石坂産業さんの三富今昔村へ。
会社の仕事がサステナブルな社会の欠かせない要素である、そういう会社になっていく、そういう社会をつくっていくという強い意志を感じます。
敷地内を歩いていると、うまく言えませんが、自分も世界の一部であることを意識しました。
こういう会社が地域にあるのは誇りですね。
ここのパンがめちゃくちゃうまいです!
そして周囲の環境のせいか、体にもすごくいい気がします。
食べ物の素性の確かさはもとより、こういう気持ちになるような雰囲気も大事なんですね。
オイモカフェ(三芳町)
ランチはむさしの自然農場さんの一角にあるオイモカフェ。
さつまいもだけでなく、パリッとした自家栽培の葉物の歯応えと新鮮さが感動でした!
マスタード風味のカレーもおもしろい味でおいしい!
多聞院(三芳町)
オイモカフェで「いも神さま」を祀ってあると教えていただいたので多聞院さんへ。
隣接する神明社の境内にでーんと「いも神さま」が鎮座されていました。
お芋の神様にあやかって五穀豊穣、商売繁盛をお祈りしました
旧島田家住宅(三芳町)
道すがら見かけた茅葺きの古民家へも立ち寄ってみました。
旧島田家住宅だそうです。
町の文化財に指定されているとのことですが、囲炉裏に火が入れられていました。
消防法などの関係でなかなか伝統的な民家で火をたくのは難しいので超貴重です!
お世話役?のお母さんがいろいろ教えてくれました。
かつては寺子屋として使われていたそうです。
当時の気持ちになって座ってみました。
何となく身が引き締まり、背筋が伸びる気がしますね。
三富地域の「富」の由来が、あの柳沢吉保の命名であることも書かれていました。
教科書の日本史ではあまりいいイメージのない柳沢吉保ですが、三芳町の地域の文化や経済などの基盤をつくった重要な方なんですね。
この地域では偉人として尊敬されているそうです。
ちなみに三富地域の落ち葉堆肥農法は、今では世界農業遺産にも登録されています。
地形を生かし、経済性と社会性の両立を図ることを目指したすばらしいシステムであることが分かります。
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