「(仮)鳩高祭×地域連携プロジェクト」発足
2023年4月19日(水)15:00~16:50、県立鳩山高校生徒会の定例会議にお邪魔しました。
テーマは、「文化祭での『鳩高祭と鳩山町のコラボ企画』について考えよう」。
きっかけは、昨年11月に開催された学校運営協議会で、生徒会役員のMさんから出た「鳩高祭で農産物直売所に出店してもらいたい」というアイデアでした。
それを発端に、生徒会では鳩高祭での地域連携を目指していく動きがはじまりました。
正式なプロジェクト名については、生徒会の皆さんに素敵なネーミングを考えていただいていますので、ここでは「(仮)鳩高祭×地域連携プロジェクト」としておきます。
「(仮)鳩高祭×地域連携」に向けた話し合い
まずはコラボすることで鳩高祭でどんなことをしたいかのアイデア出しが行われました。
- 直売所 鳩まんじゅうなどの特産物販売
- アイス、クレープ、鳩山町の特産物を使ったビンゴゲーム
- 町の特産である大豆を使った何か
- 町の飲食事業者とコラボした屋台出店
- 「ポッポの主張」
- ちょっくま(直売所)とのコラボ
- 空家スイーツとのコラボ
- 事業者とのコラボメニュー開発
いろんなアイデアが出てきました。
ここで生徒会主任のS先生から鋭い質問が。
「それは誰がやるの?」
生徒会がやるのか、クラスの出し物としてやるのか、部活としてやるのか、という問題。
生徒さんたちから出た答えは、「生徒会+有志の生徒」というものでした。
私からは、連携可能性のある候補事業者の方々のお名前や機関名を挙げたほか、コラボのやり方として大きく以下の4種類があることをお伝えしました。
①出店してもらう、販売してもらう(場所の提供のみ)
在庫などのリスクもなく、コラボする上での調整の負担が少ないため、一番簡単な方法。ただし、関わり方は希薄。
②仕入れて売る
既存商品を仕入れるので事業者にとってはリスクや負担はない。ただこちら側に在庫、売れ残りリスクがある
③売るのを一緒にやる
こちら側に在庫リスクなどがない。一緒に売るため事業者のとのコミュニケーションも図られる
④つくるところから一緒にやる
事前の商品開発、当日のオペレーションについて調整の負担が大きい。事業者とのコミュニケーションはかなり図られる
これらを踏まえ、連携するには事業者の方にも一定の負担があることを考慮に入れながら、
・事業者にとってもメリットとなることは何か
・連携してどんなことをやるか
・連携する目的は何か
・何事業者に出店してもらうか
・どんな事業者に来てもらいたいか
・出店に当たっての条件は何か
・これらについて高校内の調整がとれているか
といった準備やリストアップを次回までに進めていくことになりました。
思いのほかやらなければならないことがたくさんあると分かり、生徒さんたちにもやや焦りの表情が見られました。
これからいろんな課題が出てくると思いますが、それらを乗り越えて、生徒さんたちが目指す「鳩高祭×地域連携」を実現していくために、私も全力でサポートしていきたいと思います!