まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!
2024年10月26日(火)、坂戸市の東坂戸団地で開催された「ひがしさかどマルシェ」に行ってきました。
北坂戸団地と同じく、坂戸市にある団地ですが、少し早く活性化の取組みが始まっており、ふれあいスペース103や3年目となる「ひがしさかどマルシェ」など、参考になる取り組みが行われています。
お世話になっている友人が主催や出店で関わっているので、キタサカまちづくり部としての勉強も兼ねて遊びに行ってきました。
子どもの数が多い!
行ってみて、まず感じたのが「子どもの数が多い」ということです。
終了1時間前にもかかわらず、多くの子どもたちの姿が見られました。
東坂戸団地に住んでいる子どもは少ないと聞いていましたので、おそらくは外からイベントに遊びに来たのでしょう。
そのことを運営に関わっている方に聞いてみると、「キッズダンスが終わったばかりでは」ということでした。
なるほど。
確かに子どもが出演するのであれば親は当然見に来ますし、友だちも応援に来るということが考えられます。
また、すぐ近くには上広谷小学校があり、よくコミュニケーションをとっているので、保護者の方やひょっとすると学校関係者の方も訪れてくれるようなイベントになっているのかもしれないなと思いました。
さらに、出店されているお店の中には、子どもたちが喜びそうなものを自分で作れるワークショップ系のエリアもあり、子どもたちで賑わっていました。
車に自由に落書きできるコーナーがあったり、「顔に見えるものを探してみよう」というような遊びにも子どもが集まっていました。
東坂戸団地のセンター広場は建物に囲まれており道路に面していないため、大人が子どもを安心して遊ばせることができる空間が確保されているのも大きいかもしれません。
空き店舗も開放
次に気づいたのが、空き店舗になっている店舗もシャッターを開けて、リサイクル家具を販売したり、空間として開放したりしていたことです。
こうすれば屋根下の空間を広々と使えますし、東坂戸団地での出店に興味がある人が中を覗くということもできます。
シャッターが閉まっていると、それだけで閉鎖的、暗いイメージになってしまうので、とにかく「シャッターを開ける」、それが大事ではないかと思いました。
ふれあいスペース103
そして最後にふれあいスペース103を見学させていただきました。
やっぱりこの場所の存在は大きいです。
室内がハロウィン仕様で飾りつけられていました。
地元の中学校の美術部の作品が展示されていたり、黒板に美術部の生徒さんたちによるチョークアートも描かれていました。
学校の美術部というと学校内に入る人は限られているので、普段、作品を目にすることはあまりありません。
こうした地域のスペースをギャラリーのようにして使えば、多くの作品を見てもらうことができるのではないかと思いました。
中学校だけではなく、高校も同じです。
これはすごくヒントになりました。
ぜひ北坂戸団地でも取り入れたいですね!
キタサカまちづくり部とは
2023年7月18日から「キタサカ探究部」を個人的な探究活動として続けてきました。
私が住んでいる北坂戸駅周辺には空き店舗が非常に多く、年々にぎわいが減少していくことに寂しさと一抹の不安を感じていました。
せっかくなら自分が住んでいる地域は元気な方がよい、ということで、まずは一人で動きはじめましたものです。
幸い、昨年あたりから北坂戸周辺で活動している組織・団体・個人の方々とのネットワークが急に広がりましたので、このあたり一帯に変化の兆しのようなものを感じるようになっていたということもあります。
まちづくりはまずそのまちのことを知ることから始めるというのが持論。
地道に活動してきたことで、坂戸CCCなど新たな取組にもつながり、少しずつ雰囲気が変わってきたという実感を得ています。
並行して「坂戸まちづくり部」という名称も使用していましたが、線引きが難しいので原点に立ち戻り、まずは自分の地元での取組に注力するという意味を込めて、「キタサカまちづくり部」に統一して今後は活動を続けていきたいと思います。
ちなみに「キタサカ」とあるのは、「シモキタ」と似ているので、恐れ多いですがそんなおもしろいまちになっていくといいなーという想いを込めて、北坂戸の愛称として「キタサカ」が定着すればいいなと思っています。
ぜひ「キタサカ」をよろしくお願いいたします!
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