2024年3月22日(金)、ときがわ町にある養老牧場ときがわホースケアガーデンさんにて、ホースコミュニケーションリーディング(HCL、通称ホコリ)のプロモーション動画撮影を行いました。
HCLとは、ホースケアガーデンの鈴木詠介さんが考案した新スポーツで、競走馬・乗馬を引退したサードキャリアの馬と人間が横に並んで歩きながら、人馬が一体となって障害物をクリアしていくというもの。
通常、競走馬・乗馬を引退した馬はほとんどは殺処分されてしまいますが、「馬のサードキャリアをつくりたい」という詠介さんの想いから始まりました。
「引退馬に限らず、どんな馬でも、どんな人でもできるスポーツ」というコンセプトもすばらしく、いわばユニバーサルスポーツですね!
埼玉県内や山梨県、長野県の牧場と連携して始まり、今後も連携先を増やしていきたいそうです。
この日は、馬事文化応援アイドル「桜花のキセキ」一期生で、ユニット解散後も地方競馬アンバサダーなどの活躍をされている一瀬恵菜さんをお招きし、ときがわ町在住の動画クリエイターの内田さん撮影の下で行いました。
恵菜さんによる体験レポート
実際に一瀬恵菜さんにHCLを体験いただきながら、その様子をレポート風に撮影しました。
さすがに馬慣れしている恵菜さん。
最初は戸惑いながらも、16歳になる相棒のアマーレちゃんと会話しながら障害物にチャレンジしていきます。
本当に楽しそうですねー。
ここで詠介さんからのポイント解説。
このスポーツは障害物をクリアする速さではなく、馬と人がいかにコミュニケーションをとるか、歩く美しさを評価するものなんだそうです。
また人がしっかりと意思を馬に伝えることが重要で、コミュニケーションとともにリーダーシップが大切ということでした。
なるほど!
しっかりそれができるとこんなこともできるということで、詠介さんの模範演技を見せてもらいました。
なんと手綱を持たずに体の仕草だけで次の動作を伝え、障害物をクリアしてしまいました。
すごい!
このスポーツが広まれば、もっと馬が身近な生き物になっていくんじゃないかと思います。
風が冷たいけど、最高の天気の中での撮影となりました!
動画の完成が楽しみです!
ちなみにHCL撮影の様子をX(旧Twitter)で投稿したところ、多くの反響をいただき、中には次のような嬉しいコメントもありました。
これだったら馬にも負担が少ないし、いろんな人が参加できそうです! 「馬は好きだし乗っていたけど、落ちてから怖くて…」「馬は好きだけど高いところが怖くて」「体を動かすのが苦手」という人にもぴったりでは?
ありがとうございます!
おまけ ~「馬(ば)-ケーション」体験~
余談ですが、HCLの撮影の合間にオンラインミーティングの予定があったため、牧場の中のコンテナハウスをお借りして行いました。
窓からはしっかりとお馬さんたちの姿を見ることができました。
やっと「馬(ば)ーケーション」が叶いましたw
お馬さんを見ながら仕事ができるという、なかなか素敵なロケーションでした。
需要あるかな。
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