県立坂戸高校と筑波大学附属坂戸高校の初コラボ

こんにちは!
まなびしごとLABの風間です。

2023年12月18日(月)、県立坂戸高校の総合的な探究の時間で、筑波大学附属坂戸高校卒の現役大学生に探究活動の実践例を講演いただきました。

筑波大学附属坂戸高校を卒業した現役大学生に、県立坂戸高校でお話しいただくというやや複雑なことになりましたが、そのきっかけは、県立坂戸高校の1年生のご担当の先生から「大学生から探究活動に関するお話を聞きたい。誰か紹介していただけないか?」というご相談をいただいたことでした。

そのときに真っ先に念頭に浮かんだのが筑波大学附属坂戸高校のことでした。

私はそこまで多くの高校を知っているわけではありませんが、これまで授業の中で関わらせていただいたり、研究発表会に参加させていただいたりする中で、同校の探究活動が本当にすばらしいと感じていました。

そして何より同じ坂戸市内にある高校です。

今回、このようなお話をいただいて、地域になる高校同士が連携できたらもっとおもしろいのではないかと思い、筑波大学附属坂戸高校のS先生にご相談させていただきました。

渋木先生、そして9人の大学生の皆さんのご協力をいただき、今までありそうであまりなかったコラボが実現しました。

筑波大学附属坂戸高校の探究へのこだわり

県立坂戸高校からのご相談を受けて、渋木先生を通じて、東武東上線沿線に住んでいる卒業生の方にお声かけいただきました。

驚いたのは、正式にお声かけしたのがひと月ほど前だったにも関わらず、9人もの卒業生が集まったこと。

県立坂戸高校は1学年9クラスのため、できれば1クラスに登壇者1人ずつ、つまり9人いるとありがたいというご相談があったものの、正直9人はさすがに難しいだろうなと思っていました。

その心配は見事に裏切られました。

おそらく渋木先生が必死にお一人ずつお声かけいただいたのではないかと思います。
渋木先生、本当にありがとうございました!

もちろん、その声に応えてくれた卒業生の皆さまにも感謝です!

中にはこのような発表の機会がありがたいといってくれる方もいました。

どちらかというと大人相手に発表する機会が多かったそうで、余裕すら感じさせる立ち振る舞いがさすがです。

当日は、筑波大学附属坂戸高校から先生方も駆けつけてくれました。
(ありがとうございます!)

県立坂戸高校1年生の総合的な探究の時間

9人の筑波大学附属坂戸高校卒業生が登壇したのは、県立坂戸高校の1年生の1組から9組までの各教室。

3時間目と4時間目でそれぞれ1人1クラスを受け持ち、1人につき2クラスでお話しいただきました。

私は各時間にそれぞれのクラスを回っていたので、9人の方のお話をじっくり聞けませんでしたが、断片的に聞いただけでもすごく魅力的なお話でした。

内容ももちろんですが、資料のつくり方や話し方も堂に入っています。
さすがでした!

お一人ずつじっくり聞いてみたかったー。

県立坂戸高校の1年生の皆さんも真剣な表情で聞き入っていました。

質問はよく出たクラスとあまり出なかったクラスもあったようです。

中には「プロテインは何を飲んでいますか?」という質問もあって、場が和みました。

歳が近いということもあって、少し先の人生の先輩が高校時代にやってきたことを直接聞くことできたので、親近感を抱いてくれたようです。

県立坂戸高校の先生方の作戦が見事にハマりました。

ワークシートが配られていたようなので、高校生の皆さんからどのような感想があったのか楽しみです!

このような貴重な機会を設けていただいた県立坂戸高校の先生方、生徒の皆さん、筑波大学附属坂戸高校の先生方、卒業生の皆さま、ありがとうございました!

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