まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!
2024年6月3日(月)、メルマガ「月刊 地域でしごとをつくるマガジン」2024年6月号(通算32号)を発行しました。
今月号の内容は以下のとおりです。
よろしければご笑覧ください。
また、ご興味を持っていただけましたら、ぜひメルマガのご登録もよろしくお願いいたします!
「月刊 地域でしごとをつくるマガジン」2024年6月号(通算32号)
こんにちは!
「地域でしごとを共につくる人」こと風間崇志です。
5月の末に、お世話になっている地元の公立高校で「地域で働くこと」について講演をしてきました。
そのとき、生徒さんからいただいた質問に、こんな趣旨の質問がありました。
「稼ぐことを考えていますか?稼ぐことは大事ですか?」
「いくら稼いでいますか?」
正直、うっとなってしまいました(苦笑)
起業して丸4年経ち、おかげさまでミニ起業家として暮らしていけるだけの収益は稼げるようになってきました。
それでも今後のライフスタイルの変化や挑戦してみたいことを考えると、まだ十分ではないと思っています。
正直、もっと稼ぎたい!
そのため、これらの質問には正直に「もう少し稼げるようにしていきたいと考えています(笑)」ということを付け加えることにしました。
じゃあ、自分はなぜ稼ぎたいと考えているのかということです。
今月のテーマは「何のために稼ぎたいか」について考えてみることにしました。
(もちろん、稼げる=お客さまの課題を解決できる、価値提供できるという前提で)
私が稼ぎたい理由は大きく以下の3つです。
①経営を継続するため
②自分や家族に投資するため
③地域に投資するため
①は言わずもがなです。
利益が得られなければ経営自体を継続することができません。
そのため経営を続けるために、利益を上げられるような事業をつくるというのは起業家にとって当たり前のことです。
これについては徐々にできるようになってきたと感じています。
問題は②と③です。
お客さまや起業の先生や仲間の方々のおかげで、経営や生活が成り立つくらいの利益は上げられるようになってきました。
ですが、それで十分とはまったく考えていません。
この先、経営を続ける中でより自分も学び、専門性を高めていくには、自分への投資が必要だと考えるようになりました。
具体的には大学院での学び直し、WEBなどのツールのアップデート、心身のメンテナンスなどです。
また、子どもたちも大きくなっていきますので、彼らの成長に応じて、家族それぞれの学びの環境づくりも進めていきたいです。
それが②です。
(自分への投資に関しては、専門性を高めることでより高い価値提供が可能となり、収益アップにつながるので、稼ぐのとどちらが先かという議論はもちろんあるかと思います)
最後は③です。
比企起業大学2024春の2回目のゼミで「供給システムの構築」という話題になりました。
これは、初期は自分自身がサービスを提供する「職人」であってもいいけれど、経営を考えるのであれば自分以外の人がサービスを提供できるようにすることを考えないといけないというものです。
確かに自分が若かったり、元気なうちはいいかもしれません。
自分にしかできないということは唯一無二であり、替えがきかないので単価も上げられるからです。
でも、自分にしかできないということは、もし自分がいなくなってしまったらサービスが続かなくなり、お客さまの課題が解決されないまま元通りになってしまうことを意味します。
それではそれまでやってきたことが何の意味もなさないことになってしまいます。
それはもったいなすぎる。
だからこそ、比企起業大学で後進のミニ起業家の育成に携われるというのは非常に有意義なものを感じています。
また、自分でも「地域のまちづくり部」「地域の起業部」をつくりたいと考え始めたのは、そういうこともあってなのかもしれません。
それには地域で働くことで事業が成り立つということを証明するとともに、地域で稼げる仕事をたくさんつくりだすことで、僭越ながら後進の方の初期の仕事や成長にもつながる可能性があります。
そのためにも事業をある程度大きくしたり、仲間に仕事をお願いするための投資ができるだけの収益を上げる必要があると考えています。
もしかしたら自分が40代半ばに近づき、「すごく若い」とは断言できないような歳に近づいてきているからそう思うのかもしれません。
最近、薄々そのようなことを考えるようになっていたので、それを言語化する機会を得ることができました。
「何のために稼ぎたいか」を考えることで、「何のために地域で働くか」という動機を改めて確認するとともに、もっと稼ぐぞ!という決意も新たにしたのでした。
単に「稼ぎたい」だけだと目的がぼんやりしてしまうので、「何のために」を考えることは動機づけという意味でも大切ですね!
皆さんは「何のために」稼ぎたいですか?
「何のために」地域で働きたいですか?
(長々と失礼しました)
それでは今月のトピックスです。
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●今月のトピックス
1 まなびしごとLAB
2 ご相談・お問い合わせ方法
3 ときがわ社中
4 メルマガアンケート
5 ホームページ・各種SNS
1 まなびしごとLAB
(1)地域でのしごとづくりに関する活動
●比企起業大学2024春
5月12日、比企起業大学2024春の交流会を開催しました。
参加者は少数でしたが、埼玉県東松山市の倉「茂寿(もじゅ)」で楽しい時間を過ごすことができました。
卒業生にも参加いただき、比企起業大学で学んだことや現在の状況などをお聞きするのは嬉しいですね。
同期の横のつながりに加え、こうした縦のつながりができるのは比企起業大学の大きな特長の一つだと思います。
5月31日には比企起業大学2024春の第2回ゼミを開催しました。
今月のテーマは「商品づくり①」
前回の「付き合いたくない客、付き合いたい客」を踏まえて、自分がこれまで情熱を持って取り組んできたことや喜ばれたリ褒められたりしたことなどから、商品づくりのヒントになるものを探していきます。
やりたいことやできそうなことはいくつも見つかるもの。そこからどう絞っていくかが今後のポイントです。
講師から学ぶだけでなく、同期の仲間とも学び合いながら、ご自分の事業を育ててほしいと思います。
・比企起業大学・大学院「春の交流会24」を開催しました。 | 比企起業大学 (hiki-kigyo-college.com)
・比企起業大学24春「5月ゼミ」を開講しました。 | 比企起業大学 (hiki-kigyo-college.com)
●キタサカ探究部
2023年7月から北坂戸エリアのおもしろいスポットや事物を歩きながら探す「キタサカ探究部」の活動を続けています。
2024年2月からは友人と共同でCCC(Clean up Coffee Club)という取り組みもスタートしました。
一緒にまちづくりについて学ぶ、活動する仲間を増やしつつ、北坂戸エリアに人を集める、経済活動を生み出すという3つの目的で実施しています。
5月26日、北坂戸駅西口方面にある溝端公園で第4回坂戸CCCを実施しました。
前回から全体人数は減りましたが、以前に参加された方が新たな方を誘ってくれて、少しずつ輪が広がってきたような気がします。
現在は月1回やると決めていますが、特に曜日などは固定せず、無理ない範囲で継続することを目指したいと思います。
今後は生まれたつながりの中から、何か新しい動きを生み出すようなチャレンジもしていきたいと考えています。
お住まいの地域や年齢などの参加条件はないので、ご興味を持った方はぜひお気軽にご参加ください!
【ブログ】
・第4回坂戸CCC(Clean up Coffee Club)を開催しました! ~坂戸まちづくり部~(2024年5月26日) – まなびしごとLAB (manabi-shigotolab.com)
【キタサカ探究部インスタグラム】
●地域のしごととまちづくりを「探究」する活動
・ほぼ月イチ夫婦フィールドワークin川越市・三芳町レポート(2024年5月30日) – まなびしごとLAB (manabi-shigotolab.com)
・ときがわ山椒収穫応援イベントに参加しました(2024年5月20日) – まなびしごとLAB (manabi-shigotolab.com)
・新感覚の”マーケット×山登り” 飯能市黒指・細田集落の「春のお散歩マーケット」に初参加しました(2024年5月5日) – まなびしごとLAB (manabi-shigotolab.com)
・坂戸市の古民家「春皐園(しゅんこうえん)」さんで初のスモーク体験!(2024年5月3日) – まなびしごとLAB (manabi-shigotolab.com)
●その他
・未利用資源・空間の活用
・“地域の起業部”、“地域のまちづくり部”
(2)地域教育
●高校・大学と地域連携
・筑波大学附属坂戸高校
5月28日、筑波大学附属坂戸高校の「T-GAP」の授業で、約150人の2年生を対象にして「地域で働くこと」をテーマとした公園を行いました。
これだけ人数を前に1時間以上を話す機会はめったにありません。
これまでの自分の事業を振り返り、改めて地域で働くことに関する思いややっていることを整理することができました。
最後の質疑応答やアンケートの自由回答ではたくさんの感想やご質問をいただきました(こういうの嬉しい)!
今後も地域で働くことの楽しさを伝えるとともに、「自分たちもやってみたい!」と思った方々が飛び込んできてチャレンジできるような地域をつくっていきたいと思います。
・筑波大学附属坂戸高校「T-GAP」で、「地域で働くということ」に関する講演を行いました。(2024年5月28日) – まなびしごとLAB (manabi-shigotolab.com)
・県立坂戸高校
総合的な探究の時間などを使って、地域との連携や自分と社会とをつなぐ探究活動の実践をサポートしています。
まだ手探りな部分も多いですが、少しずつできることの幅を広げながら、自分と社会を掘り下げていきたいと思います。
その中で、大きな社会への小さな一歩を踏み出す入口としての地域に目を向けることができたら、私としてはすごく大きな成果です。
先生方、生徒さんたちと向き合いながら、よりよい地域と学校との関係づくりを私自身も探究していきます。
(3)SNS、Webによる情報発信
Twitterとブログを中心に、日々の活動の様子を発信しています。
Twitter https://twitter.com/manabi_shigoto
ブログ https://www.manabi-shigotolab.com/
よろしければぜひご笑覧ください!
2 ご相談・お問い合わせ方法
ご相談は随時承っております。
地域でのしごとのつくり方、複数のセクターによる連携プロジェクトの進め方など、まずはご気軽にご相談ください。
お問い合わせ、ご相談はこちらのフォームからお願いいたします。
※内容によって回答までにお時間を頂戴する場合がございます。
※下のメールアドレスからの個別のご相談も可能です。
各種プランの例につきましては、こちらのページも併せてご覧ください。
3 ときがわ社中
(1)「比企のジンジ」スタート!
ときがわ社中の目玉事業として、「比企のジンジ」プロジェクトがついにスタートしました!
「比企のジンジ」とは、ざっくりいうと地域の企業、自治体、商工会、金融機関などが連携し、地域で学ぶ・働くという選択肢を当たり前のものにするために、地域で働きたいと考える人を地域で受け入れ、支え、育てていこうという事業です。
2025年1月からの本格稼働に向けて初期会員様の募集を開始し、現在は5社様のご入会をいただいています。
サービス開始前から非常に高い関心を持っていただき、本当にありがたいです。
今後もさらに会員企業様を募り、ともにプラットフォームを創り上げていくとともに、地域の大学、高校、自治体、商工団体、金融機関などとも連携し、地域合同の企業説明会などのイベントや合同研修会なども実施していきたいと考えています。
比企のジンジWEBサイトについてはこちらをご覧ください。
目下、第1弾の会員企業5社様の絶賛取材および原稿作成中です!
これから会員の方が増えてきたらどうなってしまうんだろうか・・・という懸念もありますが、そんな心配が現実のものになったらむしろ喜ぶべきことといえるでしょう。
早くそんな状況になるように、第2弾の準備もガンガン進めていかないとですね!(がんばろう!)
記事も間もなく公開予定ですのでお楽しみに!
身の回りにご興味のありそうな比企地域内の企業関係者様がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介いただけますと嬉しいです!
(2)ご相談、お問い合わせ
ときがわ社中へのご相談、お問い合わせはこちらのフォームからお願いいたします。
※下のメールアドレスからの直接ご相談も可能です。
4 メルマガアンケート
本メルマガの充実に向けたアンケートをお願いしております。
よろしければご回答いただけますと嬉しいです。
お答えいただきました内容は今後にいかしてまいります。
【アンケートへの回答はこちらからお願いします。】
5 ホームページ・各種SNS
Webサイトや各種SNSによる情報発信を随時行っています。
よろしければフォロー、いいね!してもらえると嬉しいです。
●Webサイト
まなびしごとLAB https://www.manabi-shigotolab.com/
ときがわ社中 https://tokigawashachu.com/
風間崇志(まなびしごとLAB) https://twitter.com/manabi_shigoto
ときがわ社中 https://twitter.com/tokigawashachu
●Facebookページ
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●stand.fm(音声配信) ※配信終了
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ここまでお読みいただきありがとうございました!
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また次回をお楽しみに!
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前月に取り組んだ各プロジェクトの状況、一般社団法人ときがわ社中の活動、地域でのしごとづくりに役立つ本のご紹介、今後の予定などをまとめています。
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