「埼玉県中山間ふるさと支援事業」最終報告会
まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!
2024年2月7日(水)、埼玉県庁近くの埼玉会館にて「埼玉県中山間ふるさと支援事業」最終報告会が開催されました。
私がサポートしていた、鳩山町ふるさと支援隊の日本大学経済学部の川出先生ゼミの皆さんが報告を行いました。
今年度は6大学・9つのグループがふるさと支援隊として活動しており、どのグループの発表もかなり聴きごたえのある内容でした。
今回は発表を聴くだけでしたが、ぜひ現地でもどのように活動をしているのか見てみたくなりました。
当日の様子を差し障りない範囲で書き留めておきます。
※ちなみに2週間以上前の内容になります。(投稿をしそこなっておりました・・・)
今年度「ふるさと支援隊」として活動していた大学・地域
- 大妻女子大学(秩父市・皆野町)
- 大正大学(ときがわ町)
- 立教大学(小鹿野町)
- 立教大学(横瀬町)
- 駿河台大学(飯能市)
- 十文字学園女子大学(横瀬町)
- 十文字学園女子大学(皆野町)
- 十文字学園女子大学(ときがわ町)
- 日本大学(鳩山町)
日本大学経済学部 川出先生ゼミの皆さんの発表
【目的】
・地域内交流の活性化
・人的交流促進
・地元の方々との信頼作り
【特産「黒大豆」の栽培】
・特産としての認知度向上を図るため
・亀井小学校3年生への黒大豆の説明
・6班体制で草刈りを実施した
・地域の住民は高齢化しており、高齢者だけでの作業は厳しいと感じた
・黒大豆の種まきは手作業のため手間がかかるし、天候に左右されやすい
・そのため収量に限界がある
・コロナで3年間中断していた収穫祭を再開できた
・20年以上築き上げてきた地元の協力があってこそ
・黒大豆は完熟した日から数日以内に収穫しないといけない
・機械で収穫するのが難しいため、収穫も手作業
【黒大豆をつかったレシピ開発】
・カレー、ナチョス、ホットサンド
・地元の農産物直売所の調理班の方との共同調理会
【課題】
・SNS投稿頻度アップ、魅力アップ
・信頼構築が常時できるような取り組み(通うのが大変、コロナ禍の中断)
【4年間の総括】
・地域の人たちとの交流ができた
鳩山町(大字3地区)での活動は今年度で4年目ということで、いったんはこの地区でのふるさと支援隊の活動は終了ということになります。
途中、新型コロナにより活動ができないという事態も起こりましたが、4年もの間、活動を継続してきたことはすばらしいと思います。
(当然、その間に学生の入れ替わりもあったはずなので)
埼玉県ビジネス支援課の方からも、「鳩山町特産の黒大豆に特化、生産から調理まで、学生が農業を体験することができたというのはいい機会だし、ユニーク」というコメントをいただくことができました。
本当にお疲れさまでした!
ありがとうございました!
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