まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!
2024年3月13日(水)、埼玉県立越生高校の地域コーディネーターの岡野正一さんにお声かけいただき、同校の「1・2学年合同総探発表会」に参加しました。
越生高校の総合的な探究の時間では、「9限目の授業」というコンセプトで、大人を「10時間目」と位置づけて、社会に出る一歩手前の高校生として社会との接点を学ぶという取り組みをされています。
高校につくと、岡野さんをはじめ、越生高校の先生方が迎えてくださいました。
さっそく控室に向かいます。
なんとこの日は地域内外から約30人の来賓の方が参加するそうです。
思いのほかかっちりした雰囲気で少し緊張しましたが、比企起業大学のエリーさん、なぎっちゃん、滑川町のなっちゃん、ときがわ町の武藤さんご夫婦など、知っている方も何人かいたので少し安心しました。
先生方のご案内で、体育館に移動し、生徒さんたちにご挨拶。
生徒さんたちは、知らない大勢の大人に見られてもっと緊張するだろうなあ。
発表スタート!
10時、発表スタート!
一つの教室を前後に分けて、2つのグループが同時進行。
それがいくつもの教室を使って行われていました。
ピッチのような感じでどんどん入れ替わっていくのがおもしろい。
内容は千差万別で、9限目の授業で招かれた講師の方にちなんだテーマもあれば、自分が興味のあるテーマを選んだ方もいました。
正直、個人的には発表の上手・下手にはあまりこだわっていません。
(自分も自信ないし)
それより、どれだけ自分の想いや考えが表現できているかに注目して見ていました。
それができた方もいれば、できなかった方もいたと思います。
やっぱり好きなテーマを選んだ方は、発表しているときの顔もいきいきとしていて、上手い・下手は関係なく気持ちが伝わってきました。
探究の入口となるテーマ選びは大切だなあと改めて感じました。
また、振り返りのときに来賓の方もおっしゃっていましたが、フィードバックをする大人の姿勢も重要です。
それで成功とか失敗とかではなく、その経験を通じてこの先の学びにどうつなげていくかが重要なので、その手助けをするような大人が周りにたくさんいるといいですね。
岡野さん、越生高校の皆さま、ありがとうございました!
校舎内の美術作品
越生高校には美術科があり、校内の至るところに作品が展示されていました。
ともすれば無機質になりがちな校舎ですが、こうして美術作品が展示されていると美術館やアトリエのような雰囲気になり、すごくステキな雰囲気になるなあと思いました。
「どうしてこんな発想が生まれたのかな?」「どういう思考を経て、この作品が生まれたんだろう?」と気になる作品もたくさんありました。
私にはそっち方面の素養がまったくないので(笑)、作品を理解できたとはまったく言えないのですが、普段はなかなか見ない芸術性に触れることができ、自分にない未知の世界を楽しむことはできたのかなと思います。
こういうのをつくれるってすごいなー。
居場所づくりの取り組み
最後に、越生高校で取り組んでいる図書室での居場所づくりを見学させていただきました。
図書室の一角に畳を模したマットが敷かれ、ソファクッションやこたつが置かれていました。
そこでちょうどくつろいでいる生徒さんたちの姿も見られました。
確かに学校では以外にこうしたリラックスできる空間は少ないかもしれないと気づきました。
これからこの空間がどう変わっていくのか、高校や生徒さんたちにどんな変化が起こるのか楽しみですね!
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