まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!
2024年5月5日(日)、埼玉県飯能市で開催された春のお散歩マーケットに初参加しました。
きっかけはイベントの運営を手伝っている駿河台大学のゼミの先生に「おもしろいのでぜひ!」とお声かけいただいたことでした。
山登りとマーケットを一度に楽しめるおもしろいイベントでしたので、当日の様子をご紹介したいと思います。
向かう道中も遠足気分を楽しめる
山間にある黒指(くろざす)・細田という集落で春と秋の年に2回開催されているそうで、マイカーでの乗り入れが規制されているため、飯能駅からのシャトルバスに乗っていく必要があります。
飯能駅からはバスで30分超かかり、普段はバスをあまり利用しない風間家にとってはなんだか遠足に出かけているような気分で楽しいです。
現地までの移動も楽しめてしまうのがすばらしいですね。
※ついでにいうと、シャトルバスもイベントでよくある無料ではなく有料なので、地域経済への貢献にもなっています。
バスに揺られて30分ちょっとで、会場の黒指・細田地区の入口に到着しました。
ここから少し歩いてお散歩マーケットの受付に向かいます。
すでに道沿いには「ジビエ串(鹿)」などの魅力的な幟も見え隠れして期待をそそります。
受付を済ませて、それぞれ一枚ずつスタンプラリーの台紙をもらいました。
そう、お散歩マーケットとは、里山を散策しながら、集落の各民家の軒先で山菜や農作物、工芸品などの食事や買い物を楽しむという「山登り×マーケット」なのです。
途中にはそこそこの山道もあるのですが、スタンプラリー形式なので楽しみが勝るという仕掛けも見事ですね!
さっそく子どもたちは夢中になってスタンプラリーを始めました。
訪れた各民家の軒先でタケノコご飯やおやつを買ったり食べたりしながら進みます。
なるほど、これは楽しいですね!
失礼ながらこんなに山奥なのに焙煎所があったり、不思議な開放的な空間があったり、何気ないものなのにこういう場所で見ると魅力的に見えるから不思議です。
ないものではなく、「あるもの」に目を向ける。
当たり前のように思うかもしれませんが、すごく大事なことだと改めて感じます。
山道ゾーンからの再度マーケット
途中まで行くと民家が途切れ、そこそこの山道ゾーンに差し掛かります。
ここでちょっとランチ休憩にすることにしました。
見晴らしがよくて最高ですね!
他の参加者の方々もここで昼食をとる方が多いようです。
どうしてこう山の中で食べるおにぎりはおいしいんでしょうね。
うっかり気を抜くと、「おにぎりころりん」になってしまうので注意が必要です(妻が見事におにぎりを転がしていました笑)
ここからはしばらく民家はなく、割と本格的な山道が続きます。
一際高くなっている愛宕山の頂上まで登ると、ちょっとした達成感に浸ることもできます。
頂上を過ぎて下りに入り、しばらく進むとまた民家が現れました。
静かな山道を抜けて民家が目に入るとホッとしますね。
また、そこで住民の方の歓迎の言葉を受けると、すごく心が温かくなりました。
山登りとマーケットと住んでいる方との交流という絶妙なコラボレーションでした。
途中では妻が大好きなものも見つけました笑
ゴール後のお楽しみ!帰るまでが遠足
2時間ほどじっくり歩いて、とうとうゴールに到着しました!
お楽しみはカキ氷とアイス。
この日はよく晴れて気温も高かったので、やはりこれらが最高です!
帰りはまたバスで駅まで戻ります。
長男はバスの中で寝てしまいました。
山登りで体も動かせ、買い物も楽しめるお散歩マーケットは、考えてみればどこでもできるというわけではありません。
その地域だからこそできることです。
また、このイベントを実施するためには地域の住民の方々の協力が必要不可欠です。
これを地域全体で、集落の外の方々ともうまく協力しながらイベントをつくり上げ、継続的に実施しているのがなによりすばらしいなと感じました。
さらにそれも皆さんがすごく楽しそうにされていたのも印象的でした。
秋は11月頃に開催されるそうなので、次回はぜひ秋バージョンにも参加してみたいと思います!
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