まなびしごとLABの風間です。
こんにちは!

2025年3月23日(日)、北坂戸駅西口にある北坂戸団地のふれあい広場にて「弥生祭」が開催されました!

このイベントは、坂戸高校2年生の「総合的な探究の時間」の一環として、よさこいを盛り上げることを目標に掲げる探究チームSSSTの皆さんが「弥生祭実行委員会」を立ち上げ、企画から運営までを担って開催したイベントです。

私は坂戸高校の先生方や実行委員の皆さんからご相談を受け、地域プロジェクトパートナーとして北坂戸西口商店会様や北坂戸団地自治会様、UR様などとの調整をサポートさせていただきました。

実行委員会の皆さんが弥生祭を開催する目的は、「よさこいを多くの方に知ってもらう、特に小中学生や高校生に知ってもらうこと」

そのためによさこいを中心とした出演団体との調整は実行委員会の皆さんに進めていただき、私は商店会の皆さんとキッチンカーなどの出店者の調整を行うなど、役割分担をしながら進めていきました。

開催が正式に決まったのは3月に入ってからということで、準備期間も非常に短く、予算も限られていたため、市の広報やチラシなどを使った周知を行うことはできませんでしたが、関係者のSNSや知り合いへの口コミなどを最大限に駆使して集客を行いました。

できることは可能な限りでやりましたが、期待と不安が半々、やや不安が勝るかといった気持ちで当日を迎えました。

その結果やいかに・・・。

以下、当日の様子をお伝えします。

弥生祭開催準備

弥生祭は11時からスタートということで、私は8時過ぎに現地に到着し、控室や車止めの鍵開け、ボランティアスタッフの皆さんとの事前打合せ。

坂戸CCCのグループLINEで当日のお手伝いを呼びかけたところ、お二人の方に手を挙げていただきました。
町田さん、成田さん、ありがとうございました!

9時過ぎころから機材の搬入車やキッチンカー出店者の皆さんが会場に到着。

機材を運んできてくださった方が学校の先生や業者さんには見えなかったのでお声かけしてみると、なんと弥生祭実行委員会の皆さんの親御さんたちでした。

音楽を流すための音響設備や椅子、テーブルなどを歩きで運ぶのは到底不可能、先生方が車で運ぶのも時間の制約があるため保護者の方々にお願いすることにしたようです。

「詳しいことは聞いていないけど、頼まれたから」と笑っていましたが、それで動いてくれる大人の方が周りにいるのはありがたいことだと思います。
(後ほど、たくさんのご友人もイベントに連れてきてくれていました)

また、実行委員会の生徒さんのほかにも、出演してくれた坂戸高校音楽部や有志でお手伝いに来てくれた生徒さんたちがたくさんいました。
その光景を見て、すごく嬉しくなりました。

大人たちもがんばらねば!

11時を過ぎるとよさこいチームの皆さんもそれぞれの衣装を身に付けて集まってきました。

音響の配置、看板の設置、リハーサルなど、たくさんの方々のご協力をいただきながらスムーズに準備が進んでいきました。

そして「弥生祭」開幕!

そして11時、予定どおりに弥生祭がスタート!

まずはよさこいチームの演舞から。

舞飛鳥(まいあすか)、もめん組、山村国際高校よさこい部の皆さんがそれぞれの演舞を披露してくれました。
また、チーム踊りが終わると、総踊りのレクチャーも兼ねて全員での演舞。
普段は見られない複数チーム合同+よさこいメンバー以外の参加による演舞はすごく楽しそうでした。

お昼に近づくにつれて、気温だけでなくイベントの場の空気、「熱」が上がってきたような気がしました。

午後は坂戸高校音楽部の皆さんによる合唱と演奏、続いて坂戸高校ダンス部の皆さんによるダンスと、会場を盛り上げてくれました。

それぞれの部活で地域で活動することはあっても、このように複数の部活が同じイベントで発表するというのはなかなかないかもしれませんね。
途中から、ハンドボール部などの生徒さんたちも部活動帰りに遊びに来てくれました。

そしてフィナーレは、全よさこいチームのメンバーと観客も含めた総踊り。
坂戸高校生たちがたくさん参加してくれていました。
まさに壮観で感動的なフィナーレとなりました。
みんな楽しそうで、最高の笑顔でした!

当初の狙いは「高校生によさこいを知ってもらいたい、楽しんでもらいたい」ということでしたので、実行委員会のメンバーが見たかった光景が実現できたのではないかと思います。

すばらしい1日となりました。

「人に助けを求めること」の大事さ

当日は坂戸高校の生徒さんを中心に、多くの高校生の姿が見られました。
商店会関係者の方は、「史上最多の高校生が集まった歴史的な日」と語っていました。

当日、すごく感じたことは、人に助けを求めることの大事さでした。

弥生祭には、高校の同級生の皆さんや先生方はもちろん、保護者の方、地元商店会、自治会の皆さんなど、非常に多くの方が関わっていました。
そして、いろんな方が関わった分だけイベントが盛り上がっていたような気がします。

準備期間や予算が十分にあったわけではなく、むしろかなりリソースは限られている中での開催でしたが、いろんな人が関わったことによって、その関係性が強く感じられるイベントになったのではないかと思います。

実行委員会のメンバーは高校生4人ということもあり、本当に開催できるのか、どこまでできるのかが正直、心配な部分もありましたが、自分たちができないことをうまく人にお願いすることで実現できたイベントでした。

「人に助けを求める」というのは簡単そうに見えて、実はすごく難しいことだったりします。

実際にどのようにお願いしたのかは分かりませんが、イベント開催を通じて、実行委員会の皆さんは非常に大きな経験をしたのではないかと思いました。

彼らのがんばりがあったので、周りの大人もがんばることができました。
北坂戸でこんなステキなイベントが開催できて本当に良かったです!

私たち大人も負けてはいられませんね!

イベント開催にあたりご協力いただいた北坂戸西口商店会、北坂戸団地自治会、UR都市機構、坂戸市役所の皆さん、出店者の皆さん、ありがとうございました!
この場を借りて、改めて御礼を申し上げます。

そして弥生祭実行委員会の4人の生徒さんはじめ、坂戸高校の生徒の皆さん、先生方、保護者の皆さん、1日お疲れさまでした!
ありがとうございました!

一緒に弥生祭を盛り上げてくださった皆さま

最後になってしまい恐縮ですが、当日、一緒に弥生祭を盛り上げていただいた出演者、出店者の皆さまをご紹介します。
準備期間が短い中、一緒に弥生祭を盛り上げていただきありがとうございました!

出演団体の皆さん

舞飛鳥(よさこい)
実行委員会代表メンバーが所属しているチーム。
幅広い年齢層の方々が一緒に踊っている姿が印象的でした。
よさこいを楽しんでいる様子が伝わってきました。

もめん組(よさこい)
年齢の低いメンバーや観客にも分かりやすい踊りの指示が嬉しかったです。
曲名は忘れてしまいましたが、「お酒を飲む」というテーマの踊りが楽しく、一緒に踊りたくなりました。

山村国際高校よさこい部
約20年も前に活動が始まったそうです。
高校生ならではの元気な踊りがすごく印象的でした。
「坂戸高校にもよさこい部ができたらよろしくお願いします」と声をかけていただきました笑

坂戸高校音楽部
学校の外での活動はほぼ初めてということで、若干緊張している様子が見られましたが、すごく楽しそうに歌と演奏を披露してくれました。
観客との距離が近かったので、非常に盛り上がりました!

坂戸高校ダンス部
複数のチームがそれぞれ個性的なダンスを披露してくれました。
踊っているときの笑顔がすごく楽しそうなのが印象的です。
観客からの手拍子も起きて、会場との一体感が素敵でした!

キッチンカー出店の皆さん

キッチンモイさん(お弁当、お惣菜、パン、フランクフルトなど)
開催準備で空腹のところを救っていただきました笑
たくさんの種類のメニューをご準備いただいてお客さまも喜んでいました。
真っ先に売り切れていました!

WAFFYさん(ワッフル)
ワッフルの概念がくつがえされました。
魅力的なビジュアルに、ついワッフルパフェのレギュラーサイズを注文してしまい、お腹がいっぱいになりました笑
このカロリー補給のおかげで1日動き回ることができました。

沖縄カフェはれさん(沖縄そば、タコライス、ドリンクなど)
道路の向かい側に店舗があるにもかかわらずご出店ありがとうございます!
気温が高かったので、水分補給にシークワーサージュースをいただきました。
オリジナルの「THE NORTH SAKADO」Tシャツは大うけでした。(当日は私も着用)
偶然ですが、なんと奥さまは坂戸高校音楽部OGでした。
これからもキタサカをよろしくお願いします!

はらっちぇcafeさん
疲れた体にクレープの糖分が沁みました。
終盤でカロリー補給ができて助かりました!
高校生に大人気でしたね!
予想外に気温が上がって暑かったので、かき氷はありがたかったです^^

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