玉川中学校のリモート授業をサポート
2022年12月21日(水)9:30~12:40、ときがわ町立玉川中学校にてICT支援を行いました。
学年閉鎖のため、2日前に急遽リモート授業の実施が決まったため、そのサポートに入ることになりました。
もともとはこの日は別の予定があったのですが、なんとか予定を調整して現地に伺うことができました。
こうしてすぐに駆け付けることができるのも、住まいと近い地域に密着してしごとをしているからこその利点だと思います。
学期末ということでコマ数が少なかったのが幸いです。
この日の授業は、英語と社会でした。
実施の様子を見ながら、気づいた点を記録しておきます。
英語
英語の先生とELTの先生との対話や、生徒さんとのやりとりがメインで進められていました。
通信環境が悪いなどといった、会話のやりとりに支障のある様子は見られませんでした。
ただ、やはりモニター越しに見る黒板の文字は見づらいようです。
タブレットを黒板に近づける場面が何度かありました。
・黒板をホワイトボードにする
・スライドやJamboardなどのアプリを使って、画面共有する
などといった解決策が考えられそうです。
最近導入したという電子黒板はモニターを大きく投影できるため、先生側はかなりやりやすそうでした。
それでも生徒さんの顔をすべて表示できないのは難点ですね。
社会
前日のリモート授業では、生徒さんに共有したドキュメントやJamboardファイルがうまく操作できない現状が発生したということで、授業前の打合せを踏まえて、チャットを使っていただくことにしました。
チャットを多用することで、生徒さんたちが授業に参加できている様子が確認できました。
生徒さんの側も、授業に参加している感を得られたのではないかと思います。
ただ、板書の時間はやはりネックになっていました。
理由としては、
・黒板の字が見えづらい
・キーボードの操作技術に差があるため、すべての生徒さんがメモを入力するまでに5分程度の余白の時間ができる
・入力を終えた生徒さんが手持無沙汰になる
・生徒さんが何をしているかがわからない
といったことが挙げられます。
生徒さん自身で入力することにこだわらなければ、黒板を写させるのではなく授業メモのスライドを配布したり、入力を終えたらやる課題を予め設定しておくということが考えられるのではないかと思います。
また、授業の最後に、理解度を確認する振り返りアンケートのようなものをGoogleフォームで行うことも有効ではないかと思いました。
感想
玉川中学校では初めてのリモート授業で、しかも急だったということで、準備が足りない場面もあったかと思いますが、やってみると意外とこんなもんかという感想もありました。
ぜひこの経験を今後に活かせるといいですね。
私もICT支援員として、他の学校や教育委員会さんとも共有していきたいと思います。
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