ときがわ町小中学校でのICT研修を実施しました(玉川小学校2回目)

10月から始まった、ときがわ町の小中学校の教員向けICT研修。

今回は玉川小学校での2回目の研修となりました。
引き続きラーンネクストの栗原直道さんとともに。

校長先生や教頭先生をはじめ、13名の先生方に参加していただきました。
特に教頭先生は、前回ほかのお仕事で参加できなかったので悔しい思いをしていたそう。
すごく気合が入っている様子で、グループの真ん中の席を陣取っていました。

まずは前回の振り返りから。

前回は、「ICT」とは情報通信技術(Information and Communication Technology)であり、コミュニケーションツールであることをお話しました。
目的はコミュニケーションを円滑化することであり、導入すること自体が目的ではないということですね。

それから、ICT導入における「不安と期待」「苦労と工夫」を共有した後、Zoomの機能のうちチャットを使用したのでした。

今回は、とにかくZoomに慣れるために、以下のような流れでいろいろな機能を使いながら実践していきました。

・チャット(入力、保存、ファイル送信)
・画面の共有
・ホワイトボード(編集、保存、送信)
・ブレークアウトセッション
・ホスト

残念ながら時間の都合で、最後のホスト機能までは実施できませんでしたが、参加者としての基本的なZoomの使い方はだいたい網羅することができたのではないかと思います。

校長先生や教頭先生も、ほかの先生方に交じって、「わー」「きゃあ」と歓声を上げながら、Zoom操作を楽しんでいました。
「学ぶ」というよりも「楽しむ」という姿勢が、皆さんすばらしいです!

玉川小学校の端末にはカメラが付属しておらず、前回は黒い画面のみで、主にチャットでのやり取りでしたが、今回は教育委員会がやっとの思いで入手したWebカメラを借用して、初めて画面ごしで顔が見られたことの興奮もあったかもしれません。

チャットでは、前回に続き、「楽しい!」という声が相次ぎました。

あっという間の1時間の研修で、私たちも楽しく過ごすことができました。
(皆さんがあまりにも学び上手で熱心なので、ちょっと時間が超過してしまいました。申し訳ありません)

次回に向けては、今度は「主催者側になってミーティングを開催してみたい」とか、「今年はコロナでダメかと思っていたけど、毎年やっている外部講師の授業を、リモートで海外からやってもらえないか」というようなアイデアの声も聞かれました。

Zoomのいろいろな機能を学ぶことで、想像力が膨らんでいるようです。
すばらしいですね!

新型コロナに戦々恐々としながら研修を受けるのではなく、将来に向けた教育の発展に向けて新たなツールを学ぶという姿勢に、非常に感銘を受けた1日でした。

玉川小学校の皆さん、ありがとうございました!

(おまけ)玉川小学校の明るさとおもてなし

とにかく先生方の雰囲気の明るさが魅力的な玉川小学校。

校長室に行くと必ず、明るい挨拶とともにお茶やコーヒーを持ってきてくださいます。

そして研修後にはお茶菓子も。
(心なしか前回よりもボリュームが増しているような笑)

心遣いが嬉しいです。
訪れるのが楽しみになりますね。

こんな小学校で学べる子どもたちが羨ましい!