晴耕雨読 橋本拓さん・容子さんを取材しました

2021年1月8日(金)に『埼玉トカイナカ』の取材のため訪れた「晴耕雨読」の橋本さん一家へのインタビューの第3回です。

第1回はこちら

第2回はこちら

橋本拓さん・容子さんへのインタビュー

前回の続き)

ときがわ町の魅力その1「気の合うエネルギッシュな人が多い」

――― 「意外に東京に行ける」というのが良かったというお話がありましたが、ときがわ町に来て良かったなと思うところは他にどんなことがありますか?

 (容)移住者が多いので、あまり田舎に来た気がしないところですかね。それまでの友達はみんな神奈川県の人だったので、こちらにはまったく知り合いがいませんでしたが、すぐに友達ができました。それも好きなものが共通するディープな友達が多いです(笑)。大学のころに戻ったみたいに、集まるとはしゃいだ気持ちになりますね。

 (拓)容子さんの友達の女性の方々はエネルギッシュな人が多いですよ。イベントなどでみんなでワイワイやっている様子を見ると驚きますよ、きっと(笑)

――― 拓さんはいかがですか?

 (拓)そうですね、やりたくないことはなるべくやらない生活がしたいと思っていますが、ほぼそんな暮らしができていることですかね。あと意外とやればなんでもできると感じています。転職でも、退職でも、移住でも。

――― それはすごいですね!

ときがわ町の魅力その2 「我が家のご飯が一番おいしい!」

 (拓)あとなんといっても食べ物がおいしいことですね。有名なうどんや豆腐はもちろん、パンや和菓子もおいしいです。決して高級だったり特別だったりするわけではないですけど、身近な食べ物がすごくおいしい!

 (容)東京から帰ってきたときや、旅行から帰ってきたとき、自分の家でご飯を食べて「あー、やっぱり我が家のご飯が一番おいしい」って思いますね。

 (拓)そうそう、それは思うよね。

 (容)自分のところの野菜がおいしいというのもあるけど

 (拓)直売所で売ってる野菜とか全部おいしい!

――― 見事に意見が一致してますね。なんだかお腹が減ってきました(笑)
 確かにときがわ町にはおいしいものがたくさんありますよね。拓さんたちの野菜も、どれもすごく甘くて味が濃いので、うちの子どもたちも大好きです。
 食べ物がおいしいというのはポイントが高いです!

やってみたいことは「ネコリンピック」

――― これからやってみたいことは何かありますか? 以前はレンタルサイクルをやりたいという話もされていましたが。

 (拓)レンタサイクルは設備が必要なので、じっくり練っているところです。今やりたいと思っているのは、「ネコリンピック」ですね。

――― ネコリンピック?

 (拓)『ネコリンピック』という絵本があって、まあ運動会のようなものです。それを畑でやってみたい。

――― 畑を使って、ヨガとかモーニングとか体験イベントをよくやられていますもんね。

 (拓)あれも単に「外で青空の下でヨガをやる」というよりは、畑を体験してもらうためのプログラムととらえているんです。

 (拓)野菜や果物の収穫ももちろんですが、藍染めなどもすべて提供しているのは「畑の体験」なんです。

――― なるほど!

ときがわ町はこんな人にオススメ

――― 最後に、どんな人にときがわ町はオススメだと思いますか?

 (拓)どんな人でも合うとは思いますが、やっぱり毎日東京にいくのはさすがにつらいので、今だとリモートワークの人でしょうか。
 あとは自然が近いので、自然が好きな人とかDIYが好きな人ですかね。けっこうDIYをやって自分で家に手を加えている人が多いと感じます。
 それから、おいしいものが好きな人ですね!

――― ありがとうございました!

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 印象的だった言葉は、「やりたくないことはなるべくやらない生活がしたい」「我が家のご飯が一番おいしい」ということ。

 特別でも豪華ではなく、一番身近にある小さな幸せ。
 そんな暮らしがときがわ町にはある。
 そう思えたお二人のインタビューでした。

 橋本拓さん、容子さん、ありがとうございました!