玉川中学校での2回目のICT研修を実施しました

10月からICT支援員として、ときがわ町の小中学校で先生方向けのICT研修を実施しています。

2021年1月26日(火)に、新年1発目のICT研修。
今回は玉川中学校での2回目でした。
引き続きラーンネクストの栗原直道さんとともに。

メールでZoomURLを送信

12月1日の前回は、コンピュータ室でZoomにアクセスできないというトラブルが発生したため、今回は最初から職員室での実施となりました。
(そのため写真撮影は遠慮しておきました。アイキャッチ画像はICT教育関連の書籍たち)

参加者は、校長先生、教頭先生、8名の先生方と事務担当の職員さんです。

教頭先生のお計らいで、3学年7クラスの担任の先生にはGmailアドレスを作成したとのこと。
これはありがたいです!

これまではZoomURLをいったんWordに張り付けて、それをUSBで先生方の端末に1台1台保存していってZoomにアクセスするという力技で行っていました。
でもそれだと、いざ休校になってしまったときに対応ができません。
メールアドレスがあればメールで一斉送信をすることができますので、より実践に近い練習ができるかと思います。

まだ校内Wifi環境が整っていないらしく、テザリングでのインターネット接続のため通信速度が安定しないなか、なんとか全員にZoomURLを送信できました。
1段ステップアップしましたね。

とにかくZoomに慣れる

Zoomは機能がシンプルなので、とにかくどんどん使う頻度を増やすことで着実に操作に慣れることができます。
前回の振り返りを踏まえて、Zoomの基本操作を確認してもらいます。

・ミュート、ミュートの解除
・カメラのオン・オフ
・名前の変更
・ギャラリービュー、ストリートビューの切り替え
・左右表示モードの確認
・チャット

約2か月ぶりでしたが、初めてではないぶん心なしか余裕が感じられました。

プチホスト体験

教頭先生から、ホスト機能、具体的にはYouTubeで動画を探し、それを画面共有するところまで自分たちでできるようにしたいというリクエストがありました。

厳密にはホストでなくても画面共有はできるのですが、ミーティングの主催側に回るという広い意味でのホスト体験をしてもらうことになりました。

まずはYouTubeで、ご自分の担当に関係のある動画を探してもらいます。
共有したい動画が決まったら、お一人ずつ全員の方に画面共有をしてもらうことにしました。

トップバッターを募ったところ、真っ先に手を挙げたのは教頭先生(すばらしい!)
順を追って画面の共有をしてもらいます。

・まずはメニューから「画面の共有」をクリック
・共有したい動画のウインドウをクリックして選択
・共有するものを選択する画面の左下にある「コンピュータの音声を共有」にチェック
・右下の「共有」をクリック

無事に画面共有ができました!
自分の動画が共有できたことに大喜びの教頭先生。
大人でも初めてのことができたときは嬉しいですよね!

そこからは順にすべての先生方に「画面の共有」機能を実践してもらいました。
お笑い系が多かったのは偶然でしょうか笑
皆さん、お笑い好き?

ホストを実践したい

本日の学び、気づきの共有の時間では、「メールでURLを送ってもらったが、そのURLは誰が送るのか?」というご指摘がありました。

そう、まさにそれがこれからの課題です。

あくまで学校で、子どもたち相手にZoomで授業をするのは先生方本人です。
そうなると当然、ホストの機能だけでなく、Zoomミーティングの作成という主催者としての役割を学んでいく必要があります。

また、校長先生からも、来年度以降の学校行事などの実施方法に関するお悩みをうかがいました。
おそらくwith コロナの状況はまだしばらくは続くでしょう。

そのような状況下で、学校として地域としてどんなことができるのか。
1人1台端末の導入、本格的なICTの活用に向けて、私たちも地域に身近にいる伴走者として、引き続きお力になっていきたいと思います。

玉川中学校の皆さん、ありがとうございました!