こんにちは!
まなびしごとLABの風間です。
2023年3月28日(火)8:20~12:00、ときがわ町立都幾川中学校にてICT支援を行いました。
今年度は最後の訪問でした。
「学校研究課題」資料を拝見しながら振り返り
都幾川中学校では、毎年度、「学校研究課題」について取り組んだことをまとめて公開しているそうです。
今年度の学校研究課題は「学びをすすめる教育活動の推進~見える化・発信を意識した取組3~」。
こうしてまとめてあると、普段、どのような取組が行われているかをよく理解することができます。
いろんな場面でのICTの活用の様子をうかがい知ることができました。
今年度のまとめを拝見しながら、改めて学校教育におけるICT活用について感じたことを書き留めておきます。
===
・答えのあることはインターネットで調べればすぐ分かるようになっている
→ それに対して自分の考えをまとめる・書く・話す・表現する力が重要
・それを身につけるために、ICTをどのように活用すべきか
・1人1台のタブレットを活用することで、文章+視覚で理解が促進できる。意見の共有をしやすくする
・表現方法が多様になる(話すのが苦手でも文字で伝えられる)
・知識+社会とのつながりを知る体験
・生徒自身が自分の理解度・得意・苦手を把握することができる+先生が把握できる
→ 対策を講じられる
→ その手段の一つとしてのICTの活用
・視覚情報でイメージや理解や記憶を促進できる
→ 自分でやってみることで定着、発展、探究を促せる
・自分の頑張り・取組の視覚化は、学習記録になるとともに意欲向上につながる
・タブレットを、持ち帰りを前提とするか、学校での利用を前提とするかでまったくやり方が異なる
→ 持ち帰りを前提とするには、保護者の理解・協力が不可欠
===
この日は具体的なICTの活用支援はなかったものの、学校研究課題のまとめ資料を拝見することで、ICT支援員の役割を改めて振り返ることができました。
一番強く感じたのは、タブレットの活用やGIGAスクールの推進自体は目的ではなく、あくまで手段であり、児童生徒にとってよりよい学びの環境をつくることが最も重要であるということです。
ひとまず来年度に関しては引き続きICT支援員を務めることになりそうなので、今年度の学びを活かしていきたいと思います。
(今年度のICT支援実施回数)
玉川小学校 3回
明覚小学校 6回
萩ヶ丘小学校 4回
玉川中学校 2回
都幾川中学校 7回
(計22回)
メルマガ月刊 地域でしごとをつくるマガジン」を発行しています
毎月はじめに、メルマガ「月刊 地域でしごとをつくるマガジン」を発行しています。
前月に取り組んだ各プロジェクトの状況、一般社団法人ときがわ社中の活動、地域でのしごとづくりに役立つ本のご紹介、今後の予定などをまとめています。
サンプルや登録フォームはこちらのページからご覧いただけます。