東京電機大学鳩山キャンパスを訪問しました

2022年12月20日(火)、東京電機大学鳩山キャンパスを訪問し、担当のSさんと地域連携に関する打合せを行いました。

その中で印象に残った言葉を差しさわりのない範囲で書き留めておきます。

東京電機大学様との打合せメモ

●地域の大学の役割
・東京電機大学としてもTJUP(埼玉東上地域大学教育プラットフォーム)としても、一番の目的は「地域に必要とされる大学」になること
・「地域に必要とされる大学」になる=「地域に必要とされる人材」の育成を、大学がどう担っていくかということ
・TJUPに加盟している19大学・短大が、全体で一つの総合大学 University
・地域に必要とされる、愛される大学になるための一つの鍵は、「女性を大事にする大学」であること
・大学の役割は、従来の「教育」「研究」に加えて、「地域貢献」が3つの柱
・「地元にそっぽを向かれてしまうような大学に、学生が集まるわけがない」
・私立大学は、かつては競争関係にあったが、共創が必要になってきている

●Sさんがやりたいこと
・脱18歳、脱日本人
 → いつでも、誰でも、学びたいと思ったときに学べる環境づくり
・リカレント教育

●北坂戸にぎわいサロンの取り組み
・北坂戸団地の課題
 転出者が多い、高齢化、シャッター街(空き店舗)、団地の空洞化
・課題解決のため、東京電機大学(西口)と城西大学(東口)でそれぞれにぎわいサロンを運営
・大学としては、地元に必要とされるため。キャンパスに来てくれるのを待つのではなく、地域に出ていって知ってもらう
・利用者が、「にぎわいサロンに行く」ではなく、「電大に行く」と言っているのが嬉しい

地域に必要とされる●●

Sさんとの話し合いで最も印象に残ったのは、「地元にそっぽを向かれてしまうような大学に、学生が集まるわけがない」という言葉です。

だからこそ「地域に必要とされる大学」にならなくてはならない、そのために大学は「地域に必要とされる人材」の育成を担っていく必要があるという使命感があるんですね。

これは会社についても同じことがいえるのではないかと思います。

Sさんの言葉をお借りすれば、「地元にそっぽを向かれてしまうような会社に、人が集まるわけがない」ということになります。

そのため会社も「地域に必要とされる会社」を目指していく必要があるのではないかと思います。
仲間と経営している一般社団法人ときがわ社中も、そういう会社でありたいと考えています。

また、ときがわ社中で構想中の「比企のジンジ」においては、そのような地域の企業様が集まるプラットフォームをつくりたいです。

さらには地域の高校・大学などとも連携して、「地域で学ぶ・地域で働く」を当たり前の選択肢にしていけるようにすることが、「比企のジンジ」が目指すべき方向性であるとはっきりと自覚できました。

Sさんとの打合せでは、そのきっかけとなる小さなスタートに向けて具体的に動いていくことが決まりました。
今後の展開が楽しみです!

Sさん、ありがとうございました!

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