筑波大学附属坂戸高校の皆さんによる馬ふん堆肥研究の発表&卒業研究プレ構想発表
2023年3月19日(日)の本屋ときがわ町で、筑波大学附属坂戸高校の皆さまによる馬ふん堆肥研究の発表&卒業研究プレ構想発表が行われました。
来てくれたのは、選択授業「農業研究」を履修している生徒の皆さんのうち、各研究グループの代表者の8名+先生方3名。
農業研究では、ときがわ町にある養老牧場であるときがわホースケアガーデンの馬ふん堆肥を使った研究活動を行っていました。
この日は、農業研究での馬ふん堆肥の研究報告と、3年生を迎えるにあたって準備を進めている卒業研究テーマのプレ構想発表を行っていただくことになりました。
馬ふん堆肥に関する研究発表
まずはメインの馬ふん堆肥の活用に関する研究発表から。
先日、授業の中で発表を拝見しましたが、今回はポスターセッション形式で行っていただきました。
せっかくの機会なので、ホースケアガーデンの鈴木さんもお呼びしました。
前回の発表よりも写真やグラフなどが整理され、より見やすくまとまっています。
1テーマあたり5分程度ごとの発表を繰り返し、6か所をぐるぐる回っていきます。
全部回ることはできませんでしたが、いろんな視点から研究をいただいたので、これからの馬ふん堆肥の活用にきっと活きると思います。
私も皆さんの研究から着想をいただき、そこから新たな動きも始めることができました。
今年度はこれで終了となりますが、また来年度は違った形で筑波大学附属坂戸高校の皆さんとの連携は続きそうですので、比企つづきよろしくお願いいたします!
(これまでの馬ふん堆肥に関する取り組み経緯は以下をご参照ください)
・筑波大学附属坂戸高校の「馬ふん堆肥」の研究発表にお邪魔しました②(2023年2月17日)
・筑波大学附属坂戸高校の「馬ふん堆肥」の研究発表にお邪魔しました(2023年2月15日)
・筑波大学附属坂戸高校「馬ふん和紙」研究チームの特別ゼミを行いました(2023年1月16日)
・筑波大学附属坂戸高校で馬ふん堆肥を使った実験が始まりました(2022年11月16日)
・筑波大学附属坂戸高校「馬ふん堆肥」活用研究 ~研究計画発表②~(2022年10月12日)
・筑波大学附属坂戸高校「馬ふん堆肥」活用研究 ~研究計画発表①~(2022年10月7日)
・筑波大学附属坂戸高校における「馬ふん堆肥」活用研究 ~ときがわ町フィールドワーク~(2022年9月13日)
・筑波大学附属坂戸高校における「馬ふん堆肥」活用研究スタート!その2(2022年9月7日)
・筑波大学附属坂戸高校における「馬ふん堆肥」活用研究スタート!(2022年9月2日)
卒業研究のプレ構想発表
筑波大学附属坂戸高校では、3年生になると個人で卒業研究に取り組まなくてはなりません。
先日、同校の総合学科研究大会にもお邪魔しましたが、非常に意欲的な研究ばかりでした。
・筑波大学附属坂戸高校の総合学科研究大会に参加しました(2023年2月11日)
今の時期はその構想を練っているところということで、現段階での構想をピッチ形式で発表いただきました。
8人がそれぞれ関心のあるテーマを発表。
中には、今年度、農業研究の中で取り組んで「馬ふん堆肥を使った和紙」について研究したいというものもありました。
バラエティーに富んで、どれもおもしろそうです!
ここでの熱量がすごかったのは、県立越生高校でコーディネーターをしている岡野さん。
生徒さんからの発表を受けた後、すかさず鋭い質問をしていました。
まるで卒業研究のゼミをしているようでした。
本屋ときがわ町の終了時間をも大きく超過しての熱いゼミ?になりました。
ますます筑波大学附属坂戸高校が大好きになりました。
わざわざときがわ町まで来てくださった筑波大学附属坂戸高校の先生方、生徒の皆さん、ありがとうございました!