まなびしごとLABの風間です。
こんにちはー!

2023年10月29日(日)、筑波大学附属坂戸高校のS先生にお声かけいただき、一昨年から再開した養蜂のハチミツしぼりを見学・体験させていただきました。

せっかくの貴重な機会をいただいたので、子どもたちにもぜひ見てもらいたいと思い、家族4人で養蜂場を訪れました。

私たちが養蜂場に着くと、先生と生徒さんたちが巣箱の管理作業に向かうところでした。

子どもたちが一緒なので、今回は建物の中から見せてもらうことにしました。

初めての養蜂見学

生徒さんたちは先生に質問したりしながら作業を進めています。

これが授業や成績とは何の関係もなく、先生・生徒の皆さんの自主的な活動というから驚きです。

私たちは窓を開けてもらい、網戸越しに見学しました。

ところどころでS先生や生徒さんたちがそばに来て解説してくれるという贅沢な体験でした。

私が密かに驚いたのは子どもたちの様子です。

先生たちが教えてくれた内容は、私は前回教えていただいて知っていたのですが、初めて聞く子どもたちも真剣な表情でハチさんたちの様子を見たり、先生たちの話を聞いていたのです。

正直、網戸越しとはいえ、怖がるかなと思っていたのでびっくりしました。

自分から網戸のすぐ近くまで顔を近づけて、目の前をハチさんがブンブンいっていても食い入るように見つめていました。

こういう体験は子どもにとってすごく貴重な機会なので、皆さまに感謝ですね。
子どもたちの新たな姿が見られたので、私にとっても嬉しい出来事でした。

黄金に輝くハチミツが出てきた!

巣箱の管理が終わると、ハチさんたちが一生懸命集めたハチミツをいよいよ絞ります。

ミツバチは、自分たちの食料として保存するハチミツが出来上がると、穴をふさいでしまうんだそうです。
これがハチミツの出来上がりのサイン。

ただそのままではハチミツは絞れないので、まずはそのフタを包丁やナイフでそぎ落とします。

フタをそぎ落とすと、黄金色のハチミツがキラキラと光っています。
これは思わずヨダレが出そうです。

そぎ落としたフタも蜜でできているので、みんな夢中ですくいとって舐めていました笑
天然の水あめのようで、すっきりした甘さです。

フタをあらかた取り終えたら、遠心分離機に木枠をセットします。
1回に2枚を入れることができます。
あとはハンドルでひたすらグルグル。

しばらくして取り出して、蜜がまだ残っているようであれば戻してまたグルグルグル。
それを繰り返します。

遠心分離機の中にハチミツがだいぶたまってきたので、いよいよ注水口のフタを開けてみることに。

すると、出ました!
濃い黄金色のハチミツがどんどん出てきます。
削ったフタの欠片も混じっているので、ザルで漉しとっていきます。

思った以上の量でびっくり。

生徒さんたちからも「すごっ!」「めっちゃ出てる!」と歓声が上がりました。

子どもたちもさっき以上に食い入るように見ています。(なぜか正座になっていました笑)

S先生から、「じゃあ次やってみる?」とハチミツしぼりもやらせていただくことに。
せっかくなので私も娘と一緒にグルグルやらせてもらいました。

そして最後はお土産に貴重なハチミツも分けていただきました。

分けていただいたハチミツは市販のものとは違って、透き通った色ではありません。
でも今まで見たどんなハチミツよりも濃厚な色をしていました。

自分たちが絞ったハチミツ。
それだけでプライスレスな価値があります。

それまでは特にハチミツ好きというわけでもなかった子どもたちですが、帰る車の中ではずっと「早くハチミツ食べたい!」と騒いでいました笑

スーパーなどで買うハチミツももちろん同じようにしてミツバチが作り、絞ったもののはずですが、普段そんなことを意識することはありません。
ただの食品として扱ってしまいます。

でも、今回ミツバチたちの様子やハチミツしぼりを体験させていただいたことで、ハチミツがミツバチの食料を分けてもらった食べ物であること、またミツバチを育て、ハチミツを絞っている生産者の方々がいるということを強く意識することができました。

子どもたちだけでなく、私や妻にとっても非常に貴重な体験でした。

筑波大学附属坂戸高校の皆さま、ありがとうございました!

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